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2024年3月6日に発表された
Googleのコアアップデート。
単刀直入に言うと、
- 中古ドメインによる力技
- AI記事による力技
- サブディレによる力技
でアクセスを集めてたブログは
この先検索順位を下げるとのこと。
まぁどれも裏技みたいなもの。
Googleのポリシーから外れているため
いつか使えなくなると囁かれていました。
それが今回のインフォメーションで、
24年3月以降は規制が厳しくなるってこと。
トレンドブログ界隈でも
- 中古ドメインの活用
- AIによる記事作成
はノウハウとしてよく目にします。
今後、そういったノウハウが
どのようになっていくのか？
今回のコアアップデートによる影響について
わかりやすく解説していきたいと思います。
2024年3月のGoogleコアアップデート
まずは2024年3月6日に発表された
Googleコアアップデートの内容について
簡単に解説していきましょう。
詳しくは上のリンクで書かれていますが、
今回のアプデのポイントは3つです。
- 期限切れドメインの悪用
- 大規模なコンテンツの悪用
- サイトの評判の悪用
具体的には以下の通り。
- 中古ドメインによる力技⇒NG
- AI記事による力技⇒NG
- サブディレによる力技⇒NG
このようなブログの裏技は
これから通用しなくなるので、
今後は気をつけようってことですね。
それぞれ噛み砕いて
わかりやすく解説していきましょう。
①期限切れドメインの悪用
期限切れドメインとは、
要するに『中古ドメイン』のこと。
中古ドメインは
過去に運用歴がある分ドメインパワーが強く、
ブログ開設直後から
上位表示ができるメリットがあるんですね。
2022年頃からトレンドブログ界隈でも
そのメリットを活かして
稼ごうとするブログが急増しました。
しかし、価値の低いコンテンツで
検索上位表示させるブログが増えた結果、
ユーザーに本当に役立つコンテンツが
埋もれてしまうようになったわけです。
Googleはその現状を打破すべく、
これから中古ドメインを悪用するブログには
容赦なくペナルティ与えていくということです。
但し、中古ドメイン全体が
使えなくなるということではなく、
ユーザーファーストで
価値の高いコンテンツを提供できている場合は
これまで通り運用していけるとのこと。
②大規模なコンテンツの悪用
大規模なコンテンツとは、
サイトに大量の記事を入れて
価値を高めようとする行為のこと。
シンプルに考えると
- 30記事のサイト
- 1000記事のサイト
では後者の方が
ユーザーに価値提供できるため、
その分上位表示されやすくなります。
ただ、2023年頃から
ChatGPTを始めとするAIにより
大規模なコンテンツ作成が容易となりました。
その分似たようなサイトが
飽和するようになってしまいました。
結果として、
ユーザーにとって本当に役立つサイトが
その影に埋もれるようになったわけです。
その悪い現状を打破すべく、
中身の薄い大規模サイトは
ペナルティの対象になるとのこと。
但し、大規模コンテンツサイトが
たとえ『人間が作ったもの』だとしても、
低品質で上位表示を目的としたものであれば
同じくペナルティを受けることになります。
逆にAIを利用したとしても、
最終的にオリジナリティのあるコンテンツなら
大規模なコンテンツサイトになったとしても
問題ないと考えていいでしょう。
③サイトの評判の悪用
サイトの評判の悪用とは、
強いドメインの
サブディレクトリを貸し出すこと。
このサイトのURLは以下の通り。
https://luckymarch.com
下はサブディレクトリを使ったサイト。
https://luckymarch.com/affilimarch
/afflimarchがサブディレクトリの部分。
このようにサブディレクトリを使えば、
ドメインパワーを引き継ぎながら
新しいサイトを立ち上げられるんですね。
例えば、
強いドメインのサイトAが
サイトBに自分のサブディレクトリを貸すと、
サイトBはその強いドメインパワーで
サイトを新しく立ち上げることができます。
サイトAはその見返りとして
サイトBからお金をいただくわけですが、
こういう裏技を規制するというのが
今回のコアアップデートに含まれています。
ただ、トレンドブログでは
あまり活用されてないノウハウなので、
ここはあまり気にしなくてもいいでしょう。
気になる方は下のコンテンツも
参考にしてみてくださいね。
今後、中古ドメイン戦略はどうなる？
今回のコアアップデートは、
いつもより時間をかけて（2週間から1ヶ月間）
順位変動を行うとアナウンスされています。
ただ、中古ドメイン戦略もAI記事作成も
アルゴリズムを逆手に取った手法なので、
いつか規制が入ることは覚悟の上での話。
その辺りは仕方ないかなという印象です。
今後の動向としては、
- 中古ドメインで
質の低い記事の多いサイト - AI依存の記事作成を
大量に行っていたサイト
は生き残れないでしょう。
実際、今年のはじめ頃から
手動ペナルティの話はよく耳にしていました。
これから中古ドメインで勝負したり
AI記事を大量投稿したりするのは、
一旦ストップするのが良いと思います。
ただ、中古ドメイン推しの人の中には
「しっかり価値提供していけば、
これからも中古ドメインは使える！」
という意見の人もいると思うんですね。
たしかに一理あるのですが、
Googleが今回のスパムポリシーを掲げた以上、
初心者が中古ドメインからブログを始めるのは
やはり難しいと言わざるを得ません。
しっかり価値のある記事を書ける
中級者・上級者であれば良いかもしれませんが、
これを機に中古ドメインは
初心者向けの戦略ではなくなったと心得ましょう。
といっても、
何も悲観する必要はありません。
このようなアップデートは、
Googleという検索エンジンを
長く使えるものにする礎でもあるからです。
過去にもGoogleは、
何度もコアアップデートを繰り返してきました。
そうやってズルを駆逐してきたからこそ、
我々のような真面目なコンテンツメイカーが
健全なビジネスを行うことができるのです。
結局、新規ドメインでコツコツと
質の高いブログ記事を書いている人にとっては
今回のアップデートは追い風となります。
検索エンジンの健全化と考えれば
何も問題もないということですね。
ChatGPTによるAI記事にも注意？
今、AIに記事を書かせ、
サイトに大量のコンテンツを投入し、
力技で上位表示を狙う手法があるのですが、
こちらも今後は厳しくなってくるでしょう。
では、そもそも論として
AIに記事を書かせるのはいいのか？
という疑問も出てきますよね。
結論から言うと、
AI丸投げで記事を書かせる手法は
いずれどこかで通用しなくなるでしょう。
というのも、
AIが作る情報には新規性がないので、
コピーコンテンツとしてシビアな判定を
受ける場合が考えられるからです。
たとえば、
このプロンプト集を使えば
15分で1記事仕上げることができる
みたいなノウハウは
少し注意した方がいいでしょう。
なのでChatGPTを始めとするAIの使い方としては
- 上手い言い回しを考えてもらう
- 根拠を埋める情報を補足してもらう
- 誤字脱字をチェックしてもらう
- 見出しの構成案を考えてもらう
といったアイデア出しなど
補助的な使い方に絞ることをおすすめします。
基本的には自分で作るコンテンツの
価値を強化するためにAIを利用する
くらいの使い方であれば大丈夫ということですね。
まとめ
ということで今回は、
2024年3月のGoogleコアアップデートと
新しいスパムポリシーについて話をしました。
結局のところ、
中古ドメイン・AI記事の量産・サブディレ貸し
といったズルい裏技が横行しているので、
これから検索エンジンを浄化していくよ
という話でした。
とりあえずこれからは
中古ドメイン推しやAI量産推しのノウハウに
乗っからなければ大丈夫でしょう。
健全に運営してる個人ブログにとっては
追い風になってくれそうですね！
ちなみに僕のコンサル生さんは
新規ドメインが基本となっていますが、
最近、良い報告が続いているので
多少その追い風を感じるところはあります。
このブログでも常々言っていることですが、
簡単・お手軽にやろうとするのではなく
価値あるコンテンツ作りをすることが大事です。
基本的にはGoogleのポリシー
Googleを世界一使いやすい検索エンジンにする
ということを理解し、
人に役立つコンテンツ作りをしていけば、
この先も問題ないということですね！
逆にその裏をかこうとし過ぎると
アップデートの度に右往左往してしまいます。
なのでまずは基本となる
価値のあるコンテンツ作りをマスターし、
潮目をしっかり見ながら
時代に合ったノウハウを活かしていってくださいね。
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