ビジネスで成功を目指すなら、
その道筋は決して平坦なものではありません。
また、自分がかけた労力に対し、
安定した成果が返ってくるものでもないのです。
では一体、成功は
どのような形で成果が実るのでしょうか？
そこでぜひ知っておくべきことが
『成功曲線の法則』というものです。
成功曲線の法則を知っておくと
理想と現実のギャップに苦しむことが減り、
淡々と成功の道を歩んでいくことができます。
アルバイトとビジネスの違い
通常、人間というのは、
仕事した分だけ報酬を求めます。
例えばアルバイトなら、
働いた時間に比例した
報酬が『お給料』となります。
時給1,000円なら
- 3時間で3,000円
- 6時間で6,000円
を稼ぐことができますよね。
つまり、
自分の時間を切り売りすることで
その分のお給料が返ってくる
ということ。
サラリーマンも同じです。
このようにサラリーマン社会で
生きる僕たちの感覚としては
『働いた分だけお金がもらえる』
というのが自然な感覚となっています。
ただ…、
アフィリエイトのような
個人ビジネスはこの限りではありません。
なぜなら、
ビジネスは価値提供することで
報酬を得るものだからです。
ここが雇用で得られるお給料とは
大きく異なるポイントとなります
- アルバイト＝時間の切り売り
- ビジネス＝価値提供
それぞれ収入を得るために
提供するものが違うので、
ここはしっかり認識しておきましょう。
なので、
これからビジネスを始める場合、
この意識の切り替えが必要です。
つまり、
お客さんに価値提供できなければ
一銭もお金が入ってこないわけです。
たとえばブログの場合だと、
価値提供の仕組みが整うまで
努力と成果が比例しない期間
があるのが普通だということ。
ネットビジネスは
高い報酬を得ることができますが、
この仕組みが整うまでは
なかなか収益に繋がりません。
一方、アルバイトなら、
たとえ右も左もわからない新人であっても
お給料がちゃんと保証されています。
それは雇い主がバイトに対し
先行投資をしているだけのこと。
ビジネス視点で見ると、
バイトや会社員のお給料が上がらないのは
新人の時に先行投資を受けているからなんですね。
ここは非常に重要なポイントなので、
ビジネスで成功を目指すなら
一旦、その保証を手放す必要があるのです。
成功には時間が必要だと知ろう
ネットビジネスは
スポーツや音楽と同じように
努力に対して
最初は成果がついてこない
と考えることが大切です。
アルバイトや会社員の場合、
まだ見習い期間だったとしても
お給料が発生するようになっています。
それはオーナーが
雇用者に先行投資しているだけのこと。
わかりやすく言うと
- 先に飴を貰うか
- 後で飴を貰うか
の違いがあるわけです。
ネットビジネスの場合は
価値提供できるまで収入が発生しません。
ネットビジネスで稼げない人は
そのポイントまで継続できなかった
というケースがほとんどです。
ですが、
きちんと作業を重ねていけば
ある時期を境に収入が発生し、
それが跳ね上がっていくこともあるのです。
ネットビジネスはどちらかというと
音楽やスポーツの世界寄りとなります。
ギターを持った日から
いきなり人前で演奏できないように。
初めてバットを買った日から
野球の試合に出れないように。
ネットビジネスにも
- 技術を磨いたり
- 仕組み作りをしたり
形になる前段階が必要なのです。
そして、
その成功過程を視覚化したものが、
いわゆる『成功曲線の法則』というもの。
詳しく見ていきましょう。
成功曲線を常にイメージする
上の図は『成功曲線の法則』というものです。
右に向かい
真っ直ぐに伸びた正比例の直線（紺色）は、
努力に対して
成果が均等に増えることを表しています。
しかし実際は、
時間と労力に対して
こんなにうまく成果がついてきません。
一方、現実の成功線（赤い曲線）は、
時間と労力に対しての成果が
後半から急に跳ね上がっていることが分かります。
但し、成果が跳ね上がるブレイクスルーは、
どの地点に潜んでいるのかはわかりません。
しかし、
努力を続けていけば必ずどこかで
ブレイクスルーはやってきます。
多くの人がそこに辿り着く前に
辞めるという選択をするわけですが、
成功曲線を理解しておけば
希望を持って前に進んでいくことができます。
実際、ネットビジネスは
面白いほどこの成功曲線を辿っていきます。
僕の周りにも多くの成功者がいますが、
自分の作業を淡々と続けている人は、
必ずこのブレイクスルーを迎えて
大きなリターンを手にしています。
最初のうちは、
なかなか成果が上がらなくて
モヤモヤする気分になると思います。
ただ、ネットビジネスで成功する時は
必ずこの成功曲線の法則に沿うものです。
だからこそ、自分を信じること。
自分が行くこの道を信じ
ブレイクスルーの時がやってくるまで
淡々と前に進んでいってくださいね。
