Webの基礎知識

Google Analyticsを使ってアクセス解析用語をわかりやすく解説

Google Analyticsでアクセス解析

今回は、アクセス解析ツールGoogle Analyticsを使ってアクセス解析用語を解説していきます。

 

サイト運営をする人にとって、アクセス解析は重要です。

特に独自ドメインでサイト運営している人の多くは、Googleが提供しているアクセス解析ツールGoogle Analytics(グーグル・アナリティクス)を使用しており、無料なのにその使いやすさもバツグンです。

Google Analyticsの登録については、以下の記事を参考に設定してみてください。

 

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Google Analyticsを使い、自分のサイトに集まってくるアクセスデータを分析すれば、サイトの集客力を高めることができます。

 

では最初はやはり基本的なところから学んでいきましょう。これからGoogle Analyticsを使って、初心者でもわかりやすくアクセス解析用語について解説していこうと思います。

Google Analyticsを使ってアクセス解析用語を解説

まずは、Google Analyticsのトップページを見てみましょう。

 

左のメニューから『レポート』⇒①『行動』⇒②『サイトコンテンツ』⇒③『すべてのページ』と進みます。

Google Analyticsのメニュー画面

 

 

すると、サイト内の全てのページのアクセス解析が表示されます。

Google Analyticsアクセス解析ページ

右上の紫の枠の部分で解析する期間を決めることができます。

そして、アクセス解析で見るべきポイントは下部にある緑の枠の部分ですね。

 

 

拡大するとこのような感じです。

アクセス解析で見るべきポイント

 

これらの項目は、アクセス解析用語としてもよく使われるものですね。

この中で初心者の方に特に注目して欲しいのは、以下の4つの項目です。

 

  • ページビュー数
    閲覧されたページの合計
  • 平均ページ滞在時間
    1ページごとの平均滞在時間
  • 直帰率
    他のページを見ないで離脱した人の割合
  • 離脱率
    そのページで離脱したひとの割合

 

今回は初心者に向けたアクセス解析用語ということで、特に重要なこの4つのポイントについてわかりやすく解説していきましょう。

◆ページビュー数

ページビュー数は、設定した期間中にどれだけ自分のサイトのページが見られたかを表しています。

いわゆる『PV数』と呼ばれる項目ですね。

 

Aのページを見たら1PV。

AからBのページに移動したら、また1PV。

BのページからまたAのページに戻っても1PV。

 

つまり、ページを見るごとに1PVずつ加算されていくことになります。

アクセス解析としては1番基本となる部分です。

 

◆平均ページ滞在時間

平均ページ滞在時間とは、各ページにユーザーが滞在した平均時間です。

“このページは大体これくらいの時間をかけて読まれている”という目安ですね。

 

この滞在時間が長ければ長いほど、Googleは読者が時間をかけて読む価値のあるコンテンツを作ってるとして上位表示してくれやすくなります。

この項目は、各ページの平均滞在時間を表示してくれるので、どの記事の滞在時間が長く、どの記事の滞在時間が短いのかが一目瞭然です。

 

つまり、私たちはよく読まれている記事を参考にし、滞在時間の短い記事を加筆・修正することが容易となるということですね。

 

◆直帰率

直帰率は、ユーザーが1ページだけ見て自分のサイトから離れたのか、他のページも見てくれたのかを表しています。

つまり、ここのパーセンテージは低ければ低いほど、他のページも見てくれていることになるので良いということになります。

 

1つの記事を読んで帰られるより、複数の記事を読んでもらった方がサイトの滞在時間が伸び、Googleから良いコンテンツを輩出しているサイトだと評価してもらえるので、できるだけサイト内を循環してもらって直帰率を下げていくようにしていきましょう。

 

◆離脱率

離脱率とは、そのページから離脱した割合のことです。

たとえばトレンドアフィリエイトを実践している場合、離脱率と直帰率にそれほど差が出るわけではありませんし、あまり気にすることはないでしょう。

 

ただ、情報発信ビジネスやサイトアフィリエイトを実践する場合、メルマガ登録のランディングページや商品を購入してもらうセールスページの離脱率が高いと注意が必要です。

メルマガ登録や商品購入ページでの離脱率が高いということは、コピーライティングに問題があると考えられるので、コンテンツ内容を見直して修正することができるということですね。

 

まとめ

Google Analyticsイメージ

ということで、今回はGoogle Analytics使ったアクセス解析用語を解説していきました。

アクセス解析を見ることで、サイト内のどの部分を修正すれば良いのかがわかるようになるので、『分析⇒修正』を繰り返していけば、自ずとユーザビリティの高いサイトになっていくはずです。

 

たとえば、次のような場合だと、

  • ページビューが低い
    ⇒記事をもっと増やそう
    ⇒SEO対策を見直そう
  • 滞在時間が少ない
    ⇒文字数を増やそう
    ⇒質を高めよう
  • 直帰率が高い
    ⇒内部リンクをつけよう
    ⇒質を高めよう
  • 離脱率が高い
    ⇒コピーライティングを見直そう

といった解決方法が考えられますね。

 

さらにアクセス解析はGoogle Analyticsだけでなく、GoogleアドセンスやGoogleサーチコンソールと組み合わせると、かなり深いところまで分析をすることが可能です。

 

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ただ、初心者の間はそれほど深いところまで気にしなくても問題ありません。

まずはGoogle Analyticsのホーム画面に表示される『リアルタイムPV数(アクティブユーザー)』を、どんどん上げていくことを心がけていくと良いでしょう。

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