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娘を失って気づいた人生で一番大切なこと

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2024年3月22日。

まだ4歳だった娘が永眠しました。

ウィルスが脳に入ることで急激に
容態が悪化する病死でした。

病名は『急性脳症』というものでした。

 

この深い悲しみや
そこで体験したことについては
多くを語ることができません。

思い出そうとしたり
言葉にしようとしたりすると、
とてつもない喪失感や恐怖や後悔が
自分自身を覆い尽くしてしまうからです。

だからといって
過去を風化させたくもない。

なのでこの苦しみは
しばらく続くことになるでしょう。

 

そんな中、我が子を失ったことで、
僕の中のいくつかの価値観が
まったく別のものに変わりました。

そこで得られた人生の学びについて、
今回は少しお話したいと思います。

 

娘を失って気づいた人生で一番大切なこと

 

成功こそが正しいと思っていた

 

僕はよく「成功したい」と思ってました。

お金持ちになって
家族と美味しいものを食べたり
色んな場所へ旅行したりできる、
そんな生活に憧れていました。

最初は嫌な仕事から逃げたくて
ブログでお金を稼ぐことを始めたのですが、
そのおかげで生活はラクになったし、
やりたいことも多少できるようになりました。

それはとても幸せなことで
そんな夢や目標を持つこと自体は
今でも大事なことだと思っています。

ただ、心の中で
ずっと引っかかることがあったんですね。

 

それが…

「じゃあ成功してない人生はどうなの?」

という疑問だったんです。

 

たとえば、
成功を目指してブログをがんばったけど
うまくいかずに悔しい思いをした人がいます。

そのことについて、
どう受け止めればいいか
自分の答えがはっきりしてませんでした。

もちろんブログだけじゃなく、
人に言える成果や
成功体験がない場合も同じです。

僕自身ずっと
チャレンジを避けてきた人間なので、
トロフィーや表彰といったものとは
まったく無縁の人生を送ってきました。

成功を輝かしい場所とするなら、
それ以外のところにいる人たちは
成功している人よりも下になるの?

そこがずっと曖昧なままだったのです。

だけど、ようやく
その長年の疑問の答えがわかったのです。

 

成功するよりも大切なこと

 

お葬式で娘を見送った後の休日。

息子が通う少年野球の大会がありました。

初戦の相手は前回の準優勝チーム。

ウチのチームもそれなりに強いので、
事実上の決勝戦とも言われていました。

ただ、前回の試合では
その相手チームに完敗だったのです。

 

先に試合結果を言いますと、
0対2で再び負けてしまいました。

5回表の時間制限で終了。

※少年野球は70分制なのです。

相手の得点は
こちらの押し出しとワイルドピッチ。

どちらもノーヒットという
少年野球にしては珍しい試合内容でした。

 

監督が話すところによると
相手ピッチャーはこの地区で
一番腕があるピッチャーとのこと。

ウチのチームの打線は
彼のピッチングにかなり抑えられました。

そして相手チームの打線は
ウチの選手たちが皆で守り
ノーヒットに抑えたゲームでした。

 

守備でも攻撃でも、
皆、とても集中していました。

そんな子供たちを見て、
僕は勝ち負け以上に

『悔いなく出し切ってほしい』

と願っていたんですね。

 

もちろんそれは
負けてもいい
という意味ではありません。

真剣に勝利を目指し、
そのうえで

どんな結果でも構わないから
悔いなく精一杯生きてほしい

そんな風に考えていたのです。

 

その時、僕は
人生で一番大切なことって
これじゃないか?
と気がついたのです。

勝ち負けよりも大切なこと。

それは

信じるものに向かって
自分を出し切って生きる

ということ。

失敗や負けることより、
自分を出し切れない方が
人生は悔いが残ります。

それは本来
自分が生きるべき人生とは
程遠いものだからです。

 

どんな人生でも
自分のやりたいことに対して
一生懸命になれるなら、
たとえ成功しなかったとしても
何も間違っていないと思います。

つまり、
自分が夢中になれるものを見つけ、
それに向かって歩き出した時点で
『すべて良し』ということなのです。

 

学びのタイミング

 

もしこの話を、
娘を失くす前の僕が聞いても
あまり心に響かないと思っています。

僕は自己啓発本が好きで
この手の話もよく知っていますが、
いつも頭で理解しただけで
どこか綺麗事だと思っていたからです。

 

だから、もしあなたが
この話を聞いて何も思わなくても
それは全然気にすることはありません。

ただ、いつかこの話が
先にあるであろうあなたの体験と繋がり、
幸せの後押しになると願いを込め、
こうして文章にしているだけなのです。

 

僕は今、娘を失ったことで
人生で一番大切なことが
ようやく少しわかった気がしています。

 

娘の容態が急変したのは、
病院から帰ってきた後の
自宅でのことでした。

呼吸が止まった娘に
無我夢中で人工呼吸と
心臓マッサージをしました。

救急車を追う車の中でも

「自分の命はいりません。
 だから娘を助けてください」

そう何度も願い、祈りました。

でも、願いは届きませんでした。

とてつもなく深い悲しみと
色んな後悔が押し寄せてきました。

 

人の命の儚さというのは、
生きてるうちになかなか
実感できるものではありません。

しかし、
自分の命よりも大事な存在を失うと
人生で自分を出し切ることが
どれほど大切か身にしみてわかります。

僕たち夫婦の世界は
海の底のような
静かで重いものとなりました。

浅い呼吸と
締め付けられる胸の痛み。

受け止めきれない深い悲しみは
自ら体験して初めてわかることでした。

 

ただ、その一方で
優しい人たちの気遣いや
手助けには本当に救われました。

普段連絡を取り合わない人たちからも
優しい言葉をかけていただきました。

そこで差し伸べられた優しさが
冷えきった心を温めてくれたのです。

そのおかげで今こうして
仕事にも戻ることができました。

そこで受けた恩には
心からの感謝しかありません。

 

そして少しずつ日常を取り戻し、
自分たちの人生が多くの人たちから
支えられてることに気がつきました。

娘からもたくさんの幸せを
貰っていたことにも気がつきました。

幸せにするのは
親の方だと思ってましたが、
全然そんなことなかったのです。

 

もしこの悲劇がなかったら…?

僕はこの幸せにさえ
気づくことができなかったと思います。

もちろん、
たとえその気づきのために
この出来事が必要だったとしても
受け入れることは難しいです。

我が子を失くすこと以上に
悲しいことなどないですから。

でも、、
だからこそ、

この経験から得た痛みと気づきを
この先の人生で活かしたいのです。

 

僕は
僕を頼ってきてくれる人のために
自分のすべてを出し切っていきたい。

『自分の命を人のために使う』

そんな人生にしていきたいのです。

 

だからまずは
この仕事で人の役に立ちたいのです。

正直言うと、
仕事をしている時は
娘のことを考えずに済むのです。

そんな個人的な理由もありますが、
自分の得意なことを
誰かに役立てたい気持ちは本当です。

そんなわけで
どこまでできるかわかりませんが、
いけるところまでいこうと思っています。

 

これからはもっと
僕にできることを出し切って
良質なコンテンツを配信していきます。

ブログ収益化に役立つ
プレゼントも新しく作り
無料で配布していく予定です。

コンサルも充実させていきます。

楽しみに待っててくださいね。

どうぞよろしくお願いいたします。

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