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若くても老害化する『ソフト老害』の本当の意味!

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最近『ソフト老害』という言葉が
トレンドワードとして注目されています。

放送作家で有名な鈴木おさむさんが、
40代で老害化していた自分を振り返り
注意喚起したところから出た言葉だそうです。

 

ちなみにこの言葉、
高齢者の弱い押し付けという意味ではありません。

ソフト老害とは、

自分の立場を守りながら
上と下のバランスを取った結果、
下の立場の人から嫌われる人

というのが本当の意味。

世代的には3-40代。

早ければ20代後半の管理職が
若き老害になることもあるそうです。

 

むぅ…

もう何が“老”なのかわからんな…。

色々調べてみると、
以下のような意見が目に止まりました。

 

  • 「こういう若者目線の話が多いね」
  • 「気に入らないことを流行り言葉にして批判する風潮は問題だ」
  • 「老害なんて言葉を安易に使う人たちこそ危ない」

 

たしかにたしかに。

僕も「親ガチャ」「底辺」みたいな言葉は
あまり好きじゃないのでよくわかります。

ただ「ソフト老害」という言葉。

その端を発したのが
51歳の鈴木おさむさんというところが面白い。

なので今回は、
ソフト老害の本当の意味を
わかりやすく解説していこうと思います。

この記事を読むと
自分の老害化も防げるようになるはずですよ!

 

ソフト老害の本当の意味

 

ソフト老害の本当の意味

 

まずは一般的な“老害”とは、

年配者が若者に対して
古い考え方や行動を押し付け、
組織としての活力が失われること

を指す言葉ですね。

基本的には
組織の中で使われる言葉ってこと。

若い社会人からすると
“古い考えや行動を押し付けてくる人は
まとめて老害”って感じかもしれません。

 

じゃあ『ソフト老害』は?

こちらは

上下のバランスを取る立場の人
下の者に対して考えや行動を押し付け、
結果として組織の活力が失われる

という意味になります。

基本的には、

“アラフォー前後の人が
バランスを取る時に行う押し付け”

だと考えていいでしょう。

 

 

詳しくは動画で語られていますが、
言葉が生まれた背景を要約するとこんな感じ。

 

「30代の頃は尖っていたけど、
40代になって組織全体が見えるようになった。

すると次は上の言いたいことと
下の言いたいことがわかるようになった。

だから自分はバランスを取って
うまく現場を回しているつもりだったけど、
結果的に下の人たちを苦労させてしまった。

きっと同じような40代は多い。

最悪なのはバランスを取って
人に嫌な思いをさせて何も生まないパターン。

だから40代くらいで
そうなってないか見直すことが大事だと思う。

ソフト老害は
そういうところから出てきた言葉」

 

要するに。

若くて責任のある仕事を任される人が増え、
そういう人がバランスを取ろうとするんだけど、
結果的に老害みたいになっちゃってる

という意味なんですね。

ついこないだまで若者だった人でも
立場が変わった瞬間に老害になるという現象。

これはなかなか怖い話です。

 

ねこくん
ねこくん
中間管理職になるとソフト老害になりがちですね…

マーチ
マーチ
ただ、この言葉を生んだのはソフト老害に無自覚だった鈴木おさむ自身というところが興味深いんだ

ソフト老害という言葉の狙い

 

このソフト老害について
世の中の声でよく目につくのが
「言い方が失礼」という意見でした。

その言葉の響きに
嫌悪感を抱いてる人が多いようです。

 

でもそれは狙ってのこと。

 

最近はネットメディアで
若者視点での煽りをよく見かけます。

おじさん構文だの、
LINEの「。」が怖いだの、
親ガチャ環境ガチャだの、
何かと若者寄りの問題提起が多い。

 

なぜなのか…?

 

実はこれ、
世代人口の多い
40代50代の反応が得るためなんですね。

ついで若い層の共感も得られるので、
若者寄りの問題提起は
ネットメディアの美味しいネタとなるわけです。

 

今回の「ソフト老害」の場合、
鈴木おさむさんの新刊が発売されたばかりで
そのマーケティング戦略でもあるのでしょう。

その名も『仕事の辞め方』で、
ソフト老害はこの本の主要テーマのひとつ。

ドリルを売りたきゃ穴を売れじゃないけど、
ソフト老害という強いワードで注目を集めることで
最終的に鈴木おさむさんの本が売れるってわけ。

だからこの言葉に「失礼だ」と感じるのは、
それはそれで正常な反応だと言えるでしょう。

 

そういう話を前提に
敢えてソフト老害という言葉に乗っかると、
その根っこに人間の哀愁を感じるんですね。

少し前までは若者だったり
つっぱる側だったりした自分が
気がつけば「老害」なわけですからね。

そこに哀愁があるわけです。

それがいつしか若さへの嫉妬へと変わり
徐々に余計なお節介へとつながるのでしょう。

 

ある20代の男の人が
テレビのインタビューでこう答えていました。

「年齢が近い上司(先輩?)から
“お前の気持ちもわかるよ”と言われるけど、
的外れなことがしょっちゅうある」

鈴木おさむさんが言いたいのは

そういう自覚がないままに
下の立場に寄り添った気になって
老害化していることもあるから気をつけよう

ということだと思うんですね。

 

マーチ
マーチ
ソフト老害って若者言葉を装ってるけど、実際はおじさんが作った言葉というところがポイントなんだ

ねこくん
ねこくん
ふむふむ。興味あります

 

つまり、これは若者への歩み寄りなんです。

老害の本質は『わがままな押し付け』です。

その構造は上下の立場で成り立っている。

だから、

「上の人から変えていこうよ」

という提案なんですね。

それがソフト老害という言葉を用いた
鈴木おさむさんの本来の意図なのでしょう。

若者の言葉を代弁しているところはあっても、
決して敵対構造を作るためではないので、
そこはクールにこの問題を受け止めたいですね

 

年下にマウントしたらそれはもう老害

 

とはいえ、
誰も老害にはなりたくないじゃないですか?

ただ、若かろうが年寄りだろうが、
年下へのマウンティングの自覚が薄いので、
そこは強めに意識したいところです。

だって年配者が下の人に何かを押し付けたら、
それはもう老害って考える人もいますから。

 

僕は子育て世代ですが、
子どもの頃に親からされて嫌だったことを
なぜか自分の子供にしていることがあります。

くどくどと説教したり、
機嫌が悪くてキツく当たってしまったり。

自覚がなくても、子供たちからみれば
それって結構なマウンティングですもんね。

でも、そこを客観視できれば、
自分の老害化を防ぐこともできるでしょう。

 

もちろん、若者への過剰な寄り添いは
相手にとってプラスになりません。

そこで鈴木おさむさんは

だったら嫌われる方に舵を切って
めちゃくちゃ有能になったほうがいい

という提案もしています。

ただ、ソフト老害化しそうな
板挟みの中間管理職だった場合、
現実問題めっちゃ勇気が必要でしょうね。。

それに有能になるなら

「だったら自分で稼ぐわ!」

という選択肢もあるわけですし。

 

実際、若者からすれば選択肢も多いし、
参考にする対象もネットで溢れています。

ほら、YouTuberとかインフルエンサーとか、
若者たちが普段から触れている発信者って
何かを伝えたり教えたりするのが上手でしょ。

そういう比較対象のレベルが上がったことで
色々と接しづらい部分が出てきました。

ソフト老害に共感を覚えるのも、
実はそういう背景があるのかもしれません。

 

もちろん、良い部分もあります。

ネットの情報共有をうまく使える人なら
良いアイデアを人生に取り入れることもできます。

そんな時代において、
美徳としての『我慢』の風潮は
今後も少しずつ淘汰されていくはず。

きっと今の40代50代が想像する以上に
仕事のあり方も変わっていくのが必然なのです。

 

今は自宅でお金を稼ぐこともできますし、
誰も理不尽な我慢をする必要はありません。

『我慢や抑圧では豊かにならない』

そう感じてるのは、
若い世代も中年世代も同じなんですから。

だからこそ、僕たち40代50代も
若い人たちと対立するのではなく、
共に豊かになる道を進んでいきたいですね。

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