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真面目にがんばってるのに、
なぜかうまくいかない…
そんな時はその真面目さが
うまくいかない原因となっているかもしれません。
真面目な人は、あらゆる面において
バランスを取ろうとするのが特徴です。
非常に優秀な人であれば
仕事でも人間関係でもうまくバランスを取り
心のコントロールもできるのですが、
だからこそ優秀であり“稀なケース”なのです。
現実的にはあらゆる面において
バランスを取ることは難しいのです。
しかし、真面目な人ほど、
その難しいことを最優先してしまいます。
その結果、
なかなか突き抜けられない状態に陥ります。
今回は、そんな真面目な人が
成功を求めてうまくいかない時の、
対処法について話をしていきましょう！
がんばってるのになぜかうまくいかない時
まず、真面目なのは良いことです。
僕も真面目なので
そこは強調して言いたい（笑）
ただ、真面目にがんばってるのに
なぜかうまくいかない時ってありますよね。
そんな時は
「ひょっとしたら
この真面目さが原因でうまくいってない？？」
と疑ってみることも必要です。
僕がサラリーマンをしていた時、
どの会社でも『派閥』というものがありました。
僕は転職を繰り返していたので
「ああ、ここでもこれか…」
ということはよくありました。
そして、どの派閥にも属さず
中立的なスタンスを貫いていました。
ある会社での話。
その会社では、
社長に気に入られて出世した次長グループと、
そこで一番のやり手の営業エースのグループが、
水面下で対立していたことがありました。
僕は部署が別だったので、
どちらのグループにも属していなかったのですが、
次第に僕の立場が上がっていくに連れ
「お前はどっち派なんだ？」
と探りを入れられるようになったのです。
僕は派閥に興味はありませんが、
どちらにも良い顔をしていました。
まだ若かったこともあり、
どちらでも飲みに誘われたら行っていたし、
仕事も同じように対応してやっていました。
すると、ある日。
なぜか、
営業エースのグループに呼び出され、
「お前はこっちの味方だと思ってたのに
なんでどっちにもいい顔してんの？」
とクレームがきてしまったのです。
要するに
調子乗んなよ？
的なことを言われたのです。
！！？
どちらかに肩入れすることなく
中立的な立場をアピールしていたのですが、
どうやらそれがマズかったようです。
そこから、
営業エースのグループからガン無視され、
僕は職場で非常に居心地が悪い状況に
追いやられてしまいました。
結局、その会社を退職するまで、
ずっとそんな状態が続きました。
これは20代の頃、
僕が働いていた商社での実話です。
今振り返ると僕自身が真面目な性格で
どちらにもいい顔していたのですが、
ちょっとうっかりしていたと思います。
この例で言うと、
両方のグループと飲みに行ったのがマズいですね。
当時は社会経験がほとんどなかったので、
飲み会で仲間意識を強めていることなど
『さーっぱり！』わかっていませんでした。
これはつまり、
余計なバランスを取ろうとしたことが
そもそもの問題だったのです。
相反するもの同士のバランスを取ろうとすると、
精神的に疲弊するだけでなく、
要らぬ問題を引き起こす場合があります。
なのでこの場合なら飲み会に行かず、
人のうわさ話には耳を貸さないなど、
ちょっと食えないヤツになるくらいの方が
派閥に巻き込まれないで済んだでしょう。
真面目にバランスを取ろうとするよりも、
自分のスタンスを貫いたほうが、
結果的にうまくいくということですね。
なぜ真面目だとうまくいかないのか？
先ほどは人間関係に対して
『真面目さだけではうまくいかない』
というエピソードを紹介しました。
これはビジネスに置き換えても
同じことが言えるでしょう。
ではなぜ、
真面目だとうまくいかないのでしょうか？
真面目というのは
要するにバランスを取ろうとしてるんですね。
でも、バランスを取るのって難しいんですよ。
要するに完璧主義に近いから。
実際のところ、ただ真面目だけでは
世の中はうまくいかないようになってるんです。
もちろん異論もあるでしょう。
真面目であることは美徳とされているので、
こんな言い方をされたら
『ムカッ！』ときてもおかしくないからです。
ただ、真面目な人の努力が
報われない事実があることは、
僕自身がずっと疑問に思っていたことでした。
なんで？
なぜ真面目にやってるのに
うまくいかないの？
なんだったら多少、
不真面目だったり
強引だったりする人の方が、
人生がうまくいってるような気がする…。
おかしい…！！
でもよく考えたら、
バランスを取るのは後で全然良いのです。
真面目に考えすぎると
先にバランスを取ろうとしてしまうのですが、
それだと大事なエネルギーが
分散されてしまってパワーが長続きしません。
特に注意したいのが、
矛盾に囚われてしまう
ということです。
これが一番、
パワーを分散させる原因になるからです。
誤解しないでほしいのですが、
矛盾がいけないということではありません。
ただ、気をつけたいのは、
矛盾点でバランスを取ろうとして
余計な時間と労力を使わないということ。
ネットビジネスの場合であれば、
色んなノウハウを実践している人、
複数のメルマガを購読している人は注意しましょう。
たとえどんなに良い情報であっても、
他人が作ったものを重ね合わせれば
必ずどこかで矛盾が生じるからです。
初心者や真面目な人ほど、
そこに囚われてしまうことがあるので、
そこはしっかりと気をつけたいところです。
真面目な人が成功するために
「真面目な人が成功しない世の中はおかしい！」
僕はずっとそう思っていました。
しかし皮肉なことに、
真面目にがんばってれば
成功できると思い違いしていたことが、
成功できない一番の理由だったのです。
たとえば、真面目な人というのは、
できるだけ多くの人の
期待に応えようとしたり、
できるだけすべての分野で
良い点を取ろうとしたりします。
ただ、それはかなり
ハードルの高い話なので、
安易に挫折を招く危険性もあります。
しかしながら、
無理だとわかっていても
真面目な性格ゆえに
頑としてそれを譲らないのが問題です。
今回、僕が
うまくいかないと指摘しているのは、
このような真面目さを持った人のことです。
しかし、人の期待に応えたり、
すべての分野で良い点を取ったりするのは、
実は成功してからでいいんですよ。
うん。
成功してからでいいの、そんなのは。
人の期待に応えたり、
優先順位の低いできないことに
目を向けたりするのは、
成功していない段階で
やるべきことではないんですよ。
たとえば、
ブログ収益化を目指す初心者が
- 人脈を大事にした方がいい
- SNSもした方がいい
- マーケティングも学ぶべき
などアドバイスされたとします。
でも、まだ実力が育ってない段階で、
それらを真に受けて行動しようとしてたら…
そりゃうまくいきませんよ。
もちろん人は大事だし、
SNSもやった方がいいし、
マーケティングも大事だとは思います。
でも、そんなことより、
まずは一つの成果を目標に頑張ったほうが
『結果』は形になって残るはずです。
バランスというのは、
その“成果”という果実を増やしていって、
実力をつけた上で調和を図っていくもの。
そこに、実力も成果もないうちから、
バランスを取ろうとするのは間違いなのです。
人間関係にしてもそうです。
最初から人のご機嫌を取ろうとしたり、
人の話ばかり聞いたりしていては、
結局、何も成し得ることなく
誰にとっても都合のいい人
で終わってしまいます。
ええんか…
ホンマにそれでええのんか？
真面目にがんばってるのに、
結局、いい人止まりの評価しかない。
僕は悔しいですね。
ただ、見方を返せば、
そういう人が多いから
成功しやすい現実もあるんですよね、
悲しいことに。
だから、真面目な人は、
ちょっと怒った方がいいです。
クッソ、このやろー
見返したるっちゅーねん！
これくらいキレないといけません。
そして、その怒りのパワーを
自分の成功させたいことにぶつけて、
まずは何でもいいので成果を出すことに
『一点集中』するようにしましょう。
何か1つのことをがんばってると、
- 「アイツは付き合いが悪い」
- 「アイツは自分のことしか考えてない」
- 「自分さえ成功すりゃいいと思ってる」
といった陰口を言われるかもしれません。
でも、そんなこと無視でOK！
みんなの意見を聞いて
バランスを取って小さくまとまるより、
大成してからバランスを取った方が
結果的に多くの成果が得られます。
それに、世の中の成功者って、
みんなそんな感じだと思いませんか？
真面目さや謙虚さというのは、
成功してから考えればいい。
そうじゃなければ
どっちつかずのまま、
ずっと同じ場所で忙しく
立ち回ることしかできなくなってしまいます。
まずは一点集中で成果を出す！
がんばってるのにうまくいかない時は
自分が少し真面目に
バランスを取ろうとしすぎてないか、
一度、振り返ってみましょう。
そして、本当にやりたいことをやって
健全に成長していってくださいね！
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