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天職の見つけ方について

天職の見つけ方

 

今回は『天職』について話をします。

 

恋愛に“運命の人”が存在するように
仕事にも『天職』というものがあります。

惰性で就職するのではなく

一生かけてこれをやっていきたい!

と思える仕事のことですね。

 

だって1日1/3以上の時間は
仕事に費やしているわけですから、
天職を見つけることができれば
心が満たされる人生を送れるはずです。

ではこれから、
あなたが天職を見つける方法について
わかりやすく解説していきましょう。

 

天職に就くメリット

天職を探している人

 

人生において
仕事が占める割合は非常に大きいものです。

これはつまり、

天職に就くと人生が充実する

ということ。

もし自分の天職に出逢うことができれば、
生きてるほとんどの時間が
幸せな時間で埋まることになるからです。

 

そして、
天職が見つかると
仕事に対して前向きになるため
人の倍働けるようになります

身体は疲労していても
苦ではないからです。

『ONE PIECE』の尾田栄一郎さんは
なんと毎日21時間働いているそうです。

毎日21時間!

(ドンッ!!)

ちなみに休みもないとのこと。

これが会社勤めなら完全にブラックです。

でも尾田栄一郎先生は
自分の好きなことを仕事にしているから、
長時間の仕事でも問題ないそうです。

 

天職に就いた有名人・尾田栄一郎先生

 

周りから見ていると
心配になるくらいでも
本人は意外と平気だったりします。

つまり、

好きな仕事が見つかると
自分の気力も体力も上がる

ということですね。

 

天職を放棄してしまうと…

天職を見つけられない人

 

人生は一度しかない

これは誰もが理解していること。

けど多くの人は
自分の天職を探すことを
それほど大事とは思っていません。

 

なぜなら、
我々は職業選択の自由より
高い収入を優先しているからです。

お金ばかりを優先してしまえば、
お金と時間の奴隷になるリスクがあります。

実際、盲目的に収入で仕事を決め、
人生の大半を惰性の仕事に費やし
後悔してしまう人は少なくありません。

いつまでもお金優先の価値観では
本当の幸せから遠ざかってしまいます。

 

エッセンシャル思考という本に
ピーター・ドラッカー氏の
こんな言葉が掲載されていました。

「数百年後の人々がわれわれの時代を振り返るとき、歴史家の目にとまるのは技術やインターネットよりも、人々の状態が大きく変わってしまった事実だろう。

歴史上初めて、大多数の人々が選択肢を持つことになったのである。

ただし社会はいまだ、そのような事態に対応できていない」

引用元:エッセンシャル思考

 

これまで僕たちは、
仕事を選ぶ選択肢が
非常に少ない時代を生きてきました。

しかしネットが普及したことで
我々はいま非常に幅広い
人生の選択肢を持てるようになったのです。

 

でも、実際の僕たちは

目の前の膨大な選択肢の前で
何も選べずに立ち止まっている

というのが現状なんですね。

これは豊富な情報をうまく取捨選択できず、
思考停止に陥ってしまってるから。

自分で決断することができなければ、
他人から仕事を与えられる人生を
送り続けることになるでしょう。

 

会社員やフリーターの中には

好きな仕事ではないけれど
生活のために仕方がないから仕事を選んだ

という人が結構います。

しかし。

嫌な仕事を続けていると、
ブルーマンデー症候群になったり
自律神経が狂ってしまったりするなど、
思わぬ不調を引き起こすこともあります。

 

これは先ほどの
天職を見つけた時の人生とは
まるっきり正反対の人生です。

 

現代に生きる僕たちには、
昔とは比べ物にならないくらい
豊富な選択肢の中から
自由に職業を選べる権利があります。

まずはそのことをしっかりと
頭に入れておく必要があるのです。

 

天職へと繋がる道

天職のタネを見つけた時のイメージ

 

天職を探す時に
一番大きなポイントとなるのが
『好きで得意なこと』です。

 

  • 自分が好きなことは何か?
  • 自分が得意なことは何か?

 

つまり『好きで得意なこと』が
天職のベースとなります。

それを世の中のニーズに
貢献できるところまで昇華させていく。

好きで得意なことで価値提供し、
そこにお金を支払う人が出てきたら
それが天職となっていきます。

 

好きで得意なことなら
人の倍働いていても苦になりません。

僕はネットビジネスをしてますが、
この仕事が嫌だと思ったことは
ただの一度もありません。

自分の作ったブログや動画で
人に喜んでもらうことが、
自分の好きなことだからです。

もちろん最初はクオリティが低く
そんなに上手ではなかったのですが、
好きなことなので
徐々に得意になっていきました。

 

ここでよくある勘違いなのですが、
好きで得意なことだからといって
ラクをしてしまうとうまくいきません。

ラクをすると勢いが出ないため、
その仕事が天職まで昇華されないからです。

好きで得意なことを仕事にして
人の倍働いて天職まで昇華させる

これが唯一、天職へと繋がる道です。

 

つまり、最終的には

  • 好きなこと
  • 得意なこと
  • お金になること

この3つの円が交わります。

天職とはどういうことか

特に2つの掛け合わせだけでは、
どうしても不完全となってしまいます。

  • 好き✕得意=趣味
  • 好き✕お金=夢
  • 得意✕お金=労働

多くの人は『好きで得意なこと』を
お金に結びつけようとすると思うのですが、
ポイントは自己満足で終わらないこと。

好きで得意な仕事を通じて
誰かの助けになり
役に立つからこそ天職なのです。

決して自己満足で
終わってはいけないということですね。

 

天職のタネを見つける方法

天職を見つける時は直感を活かす

 

天職のタネとなる好きで得意なことは、
直感で「これだ!」と感じるものです。

ある何かに触れた時、
自分の中に眠っている才能が
『第六感』という形で
脳に信号を送ることがあります。

自分の中に眠る可能性というのは
打算的な答えや他人の意見より
直感の方が当てになることも多いので、
ぜひ、自分の勘を信じて行動してみてください。

 

具体的には、
周りのたち(家族・友達など)に
反対されてもやりたいことや、
つい隠れてでもやってしまうこと。

そういう状況の時ほど
自分が本当にやりたいことが
明確に見えてくるからです。

 

そしてやりたいことが決まったら、
それを一所懸命打ち込んでみる。

最初は安い収入だったとしても、
そうやって一所懸命働くような人は
天も周りも放っておきません。

ちゃんと力を出し切っていけば、
最終的に必ず自分の好きな仕事で
飯が食えるようになるでしょう。

天職を見つけることは
人生における重要なテーマです。

時間をかけてでも
自分の打ち込める仕事を見つけてください。

すべてはそこから始まっていきますよ。