マインドセット

運を味方につける方法

運を味方にしよう

 

日本人の占い好きを紐解くと、
根底には『運の良し悪し』があります。

つまり人は

運やツキというものを
何かしら信じている

と言えるでしょう。

ビジネスにおいて
運を味方にすることは重要です。

今回はそんな『運』について話をします。

 

運について

幸運のイメージ

 

運というものを考えた時に、
人間は大きく二通りに分かれます。

「運は偶然の産物」という人。

「運は変えられる」という人。

もちろん、現時点で
どちらを信じていても問題ありません。

 

そして世の中は、

  • 運が良いと言われる人
  • 運が悪いと言われる人

に分けられます。

当然、運が良いほうが嬉しいのですが、
その違いはあるひとつの要因が
大きく関係しています。

 

それは潜在意識の中で

『自分は運が強い人間だ』

と自覚しているかどうか。

 

つまり、

自己肯定感が高い人は運が強い

ということになります。

 

潜在的に自己肯定感が高いと
無意識下の想念によって
自分に必要なものが引き寄せられます。

逆に、自己肯定感が低いと
そんな自分に合わせたものが
引き寄せられるようになります。

僕たちの潜在意識にある想いが
現実社会のあらゆるものを引き寄せ、
『運の良い出来事』や
『運の悪い出来事』となって
人生に影響を与えてしまうのです。

 

運命は変えられる

幸運の四つ葉のクローバー

 

運は目に見えないものですが、
想念によって運は引き寄せられ
現実世界で形となって現れます。

 

裏を返せば

運はコントロールできる

とも言えます。

 

世の中には
いい加減そうに見えるのに
成功する人が沢山います。

そして一方で、
高い能力を持っているのに
成功しない人も沢山います。

いくら真面目で能力があっても、
自分は運が悪いと考えてたら
良い結果へと繋がっていきません。

それがこの世の理なのです。

 

ではここで
あなたの幸運度をチェックしてみましょう。

下の5つの問いに
YESかNOで答えてみてください。

 

  • 今までの人生は運が良かった
  • 今、自分は運が良い人間だ
  • 自分の周りに運の良い人がいる
  • 職場の人間関係に恵まれている
  • 運の良い人たちと付き合っている

 

もし、すべてイエスなら、
否が応でも成功します。

ひとつでもNOがあれば、
自分の運について
もっと意識を向けることを
おすすめいたします。

なぜなら

運の良し悪しは
自分の捉え方で変わる

からなんですね。

 

結局、誰の人生にも
嫌な人が現れるし
嫌なことが起こる。

それは仕方ないことなんです。

でもその時に
運が悪いと思う人は、
与えられた環境を
一方向でしか捉えていません。

しかし、
どんな人・出来事も
見る方向によって違うのです。

 

視点を変える

 

上の画像はグラスにも見えますが、
向かい合った横顔にも見えます。

つまり、
人それぞれが感じる運の良し悪しは
これまでの環境や出来事に対し、
どのように捉えてきたかの結果なのです。

運の良い人が成功するのは、
苦境や逆境が訪れた時に

  • 「良い経験ができた」
  • 「人の気持ちがわかった」
  • 「もっと強くなれる」

そんなポジティブな捉え方をし、
自分の自信につなげていくからです。

出来事のひとつひとつに対し、
『運が悪い』と捉えるか
『運が良い』と捉えるか。

そこに人生を大きく変えるカギがあるのです。

 

運をコントロールする方法

運のコントロールを身につけた人

 

成功は、自分ひとりの力で
成し遂げるものではありません。

すでに成功した人の人生を見てみると、
必ずそこに周りからの
サポートがあったことがわかります。

 

そして、

彼らはなぜ周りから
サポートを受けることができたのか?

という部分に目を向けて欲しいのです。

 

周りからサポートを受ける人は、
何か嫌なことが起きた時でも
それを周りのせいにはしません。

自己肯定感が高いので
何か逆風が吹いたとしても
自分は大丈夫だと考えます。

なので周りの人も
安心して応援することができるのです。

 

運をコントロールするイメージ

 

物事は“表裏一体”です。

『人間万事塞翁が馬』

このことわざが
表裏一体をよく表わしています。

昔の中国のある村の老人が
大変可愛がっていた馬がいました。

しかしある時、
飼っていたその馬が逃げ出し、
老人はそのことをいたく嘆き悲しみました。

 

ところが数日経ったある日、
その馬が何頭かの馬を連れて
帰って来たのです。

老人はその姿をみて大変喜びました。

 

しかしまた別のある日、
老人の息子がその馬に乗っている時に落馬し、
足の骨を折ってしまったのです。

 

周りの人は

「その馬がいたから息子が骨折したんだ」

と非難しました。

 

それからまもなくして戦争が起き、
村の人たちは徴兵されることになったのです。

ただ老人の息子だけは
足を骨折していたために徴兵されず、
老人は大切な息子を失わずに済みました。

 

つまり、こういうことです。

目の前の出来事が
本当に幸運か不運かその時にはわからない。

不運だと思っていたことが
幸福を連れてくるかもしれないし、
幸運だと思っていたことが
不幸を連れてくるかもしれない。

 

人間万事塞翁が馬

 

最後に、運をコントロールする
スペシャリストとして、
「経営の神様」と呼ばれた
松下幸之助さんの話を紹介しましょう。

 

松下幸之助さんは、
父親が米相場で失敗したことで、
小学校を中退し、
見習いとして奉公に出されました。

兄弟を結核で次々と亡くし、
松下さん自身も「肺せんカタル」を患い、
決して健康とは言えない状態でした。

  • お金
  • 家族
  • 健康
  • 学問

何も持っていなかったのです。

しかし、松下さんは
一度たりとも絶望しなかった。

それどころか、
どんなに追い込まれても

「ワシは運が強い。ワシは運が強い。
ワシほど運が強い人間はいない」

と何百万回も言い続けていたのです。

 

夢や目標に向かって進むと
何十回何百回と逆境に立たされます。

多くの人はそこで
逆境を否定し、嫌がりますが、
それは間違いなのです。

 

本当に大切なのは

自分がそれをどう捉えるか?

なんですね。

 

松下幸之助さんはこう話しています。

「自分は学がなかったから、
人に尋ねることができた」

「身体が弱かったから、
仕事を人に任せようと思った。
その結果、人が育ち、会社が育った」

思わず「運が悪い」と
言ってしまいそうな状況ですが、
松下さんは逆境を理由に
前進することを止めなかったのです。

 

運を味方につける最善の方法は、
自分を信じて突き進むことです。

外的要因が
自分を打ち崩すことなどない。

そう信じることなのです。

松下さんはこのことについて

「逆境もよし順境もよし。
要はその与えられた境遇を
素直に生き抜くことである」

という言葉を残しています。

 

「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助故・松下幸之助氏

 

結局、運がいい人も悪い人もいない。

ただ単純に

  • 自己肯定感が高い
  • 自己肯定感が低い

いるだけなんですよね。

もしこの話を知らなければ
この先の人生が感情任せになってしまいます。

ビジネスで成功したいなら
まずは今日お伝えした
運について知っておいてくださいね☘