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人間関係リセット症候群は悪いこと?実は何も悪くない理由

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ある日ツイッターを見ていたら

『人間関係リセット症候群』

なるワードがトレンド入りしてました。

人間関係リセット症候群は

これまで築いてきた
人間関係のリセットを繰り返してしまう

という特徴があるとのこと。

 

ワシのことやがな…

 

人間関係のリセットに関しては、
たしかに悪いことなのかと
心配になるところはあるでしょう。

でも僕の場合、
結果的に何も問題ないんですよね。

それに世の中的にも今後、
人間関係のリセットは
普通に“あるあるな現象”として
受け入れられていくと予想しています。

ということで今回は、
その理由について話をしていきましょう!

 

人間関係のリセットは別に悪くないと言うマーチのイラスト

 

人間関係リセット症候群とは?

 

人間関係リセット症候群とは

人間関係のリセットを繰り返す

という自他覚行動のこと。

ただ“医学的な精神疾患ではなく”て、
日常的な精神状態を表した造語とのこと。

 

よくある行動としては

  • 突然、SNS垢を削除する
  • 突然、音信不通になる
  • 突然、会社を辞める
  • 突然、知らない土地に引っ越す

といったことが挙げられます。

 

人間関係リセット症候群になりやすい人には
いくつかの特徴があるそうです。

それがこちら。

  • 完璧主義的なところがある
  • 基本的に面倒くさがり
  • 人間関係でストレスを溜めやすい
  • 思考がネガティブ
  • 悩みを抱え込みやすい
  • 真面目すぎる性格

 

あー…、

なんかわかるかも。

ってか、これ

私、自己紹介しました?

ってなったんですけど。

 

もちろん、
人間関係リセット症候群を治したい人や
そういう性格を改善したい人も多いそうで、
調べると対処法なんかも出てきました。

 

  • 自分を褒めてあげる
  • 自分を許してあげる
  • すぐに決断せずに時間をおく
  • 周りに期待しない生き方をする
  • 自分は自分、他人は他人と考える
  • 人からしてもらったことに感謝してみる

 

なるほど…。

たしかにそれは大事なことだと思う。

ちなみに上記の対処法については、
現役医師のアドバイスなどを中心に
色んな情報を参考にまとめたものです。

要するに
真面目過ぎず、ネガティブ過ぎず、
人間関係がプレッシャーにならないよう
ゆる~く付き合うことが大事ってことですね。

 

ただ今の時代において

  • 突然、SNS垢を削除する
  • 突然、音信不通になる
  • 理由なく会社を辞める
  • 理由なく知らない土地に引っ越す

といった選択肢は、
あっても良いものだと思っています。

おそらく『突然』だったり
『理由なく』だったりというところで、
引っかかる人もいることでしょう。

それは理解できる反面

ところでそれの何が悪いの?

って思う部分もあるんですよね。

 

サヨナラは言わないスタンス

人間関係のリセットは悪いことじゃない

 

そもそも人間関係って
すべてが良いわけではありません。

自分自身が成長したい時や
お互いの関係性と考えた結果、
そこから離れるべき人間関係もあるからです。

たとえば、

  • 足を引っ張ろうとしてくる人
  • 自分の価値観を強要してくる人
  • 自分が得することばかり考える人
  • 感謝やお互い様の概念がない人
  • 愚痴や文句ばかり言う人
  • 劣等感を植え付けようとする人

関わり続けることはマイナスです。

こういう人間関係ならリセットしても
結果的にプラスになると思うんですよね。

 

もちろん、
人間関係リセット症候群が意味するのは、
そうではない状態なのに
人間関係を精算してしまう
というところでしょう。

人間、誰しもが
身を置く環境やタイミングの問題で
様々な人間関係を持ちます。

外からは見えなくても、
実際、人間関係がうまくハマらない
なんてことは枚挙に暇がありません。

そういう時に『我慢する』という
選択肢しか持たないのではなく、
そっと人間関係を精算する選択肢も
普通にあっていいのではないでしょうか。

それって悪いことじゃないですよね。

 

「リセットする」

その響きが悪く聞こえるなら

人間関係を卒業する

と言い換えることを提案したい。

人は成長する時、
今までの馴れ合いから
離れたくなることがあります。

古巣を飛び出し、
新しい場所を求めることは
成長するため必要なことでしょう。

 

それを“ただのリセット”と捉えるのか、
それとも“成長のための卒業”と捉えるのか。

 

今「人間関係リセット症候群」と呼ばれてるものは
実は後者のパターンであると睨んでいます。

そう考えると人間関係のリセットや
そのリセットを繰り返すことなんて、
実はあまり問題がないのかもしれません。

 

それに、人生の選択肢として
そっと音信不通になるくらいのことは
お互いに許容できる社会がいいですよね。

周りからどう見えたとしても、
きっと本人にとっては
「そうした方がいい」と
考えた末の行動なんですから。

ほら。大好きなバンドが
突然解散することってあるじゃないですか?

あれだって本人たちはすごく悩んで
色々と考えた結果の解散だと思うんですね。

ただ、周りからそれが見えないだけで…。

 

昔から

「便りがないのが良い便り」

って言いますしね。

さすがに既婚者がいきなり音信不通になって
リセット離婚に至っちゃうのは困りますが、
傷を舐め合い自分を偽ることや、
自分らしく生きるためのエスケープなら、
温かく見守ってあげてもいいでしょう。

そういう前向きなリセットもあるはずなので、
そこはお互いの意思を尊重していきたいですよね。

 

卒業する人間関係があっても悪くない

人間関係リセットは過去からの卒業

 

人の成長過程に目を向けると、
人間関係は常に“再構築の繰り返し”です。

その成長過程の中で
人間関係のリセットが起きた時は

過去の自分から卒業する

という感覚で捉えてみてください。

 

たとえば、
ずっと独身仲間として遊んでいた友人が
結婚し、赤ちゃんができて子育てを始めたとします。

そうすると独身の自分としては、
以前と同じように遊びに誘いにくくなりますよね。

やはり子育ての都合を考えると
以前のような気軽さではいけないからです。

 

でもそれは気遣いでもあるので、
決して悪いことではありません。

 

ただ、このようにステージが変わると
人間関係の再構築が生まれるものですし、
リセットに近い現象が起きることもあります。

もちろん、そのまま付き合いが続くとしても、
お互いの関係性に変化が出てくるもの。

このタイミングこそ、
人が成長する瞬間だと言えるでしょう。

 

僕もずっと音楽と旅が趣味で、
休日は共通の趣味を持つ友人たちと
ライブやキャンプを楽しむ日々を過ごしてきました。

でも33歳くらいの時にふと

「このままでいいんだろうか…」

と考えるようになりました。

当時はまだ独身。

仕事も何となく選んだ会社だったし、
この先も遊びを中心とした生活ではダメだ
という想いがあったんですね。

その不安を解消するために会社を辞め、
高齢社会に向けて介護の資格を取った後、
片道2時間かかる郊外の介護施設へ転職しました。

介護職は基本シフト制なので
平日に休みを取ることがほとんど。

毎日通勤に4時間もかかるわけなので、
毎週末お決まりのように遊んでいた
当時の友人たちとは徐々に疎遠となりました。

正に人間関係のリセットでしたが、
感覚的にはフェードアウトに近いと思います。

 

そして、そんな介護職も6年続けましたが、
結婚を機にビジネスを始めてから
また人間関係のリセットが起こります。

決して意図したわけではありませんが、
副業ビジネスは
自分の時間を最大限使う必要があるため、
元同僚や友人たちとは
自然と疎遠になっていったのです。

 

さらに、
ビジネスを学び始めてからも
人間関係のリセットが頻繁に起こります。

いくつかのコミュニティに在籍し、
そこでまた人間関係が再構築されていくからです。

  • 疎遠になる人
  • 新しく知り合う人
  • 変わらず繋がっていく人

ビジネスコミュニティに属すると
この三者が目まぐるしく入れ替わっていくのです。

 

ネットビジネスは基本的に
リアル社会のそれとは違って
人と接する機会がなくても成立するもの。

なので、
ネット上のコミュニティにおける
人間関係リセットの繰り返しは
結構当たり前のような感覚があります。

このようにステージ(環境)が変われば
付き合う人も変わるというのはごく自然なこと。

逆に言うと、
人間関係がよくリセットされるということは
潜在的に成長を求めているからなのかもしれません。

 

人間関係のリセットは成長したい証かも?

来る者は拒まず、去る者は追わず

 

言うまでもなく
継続的な人間関係で得るものは沢山あります。

特に『信頼』や『安心感』については
一朝一夕で築かれるものではありませんからね。

なので、家族や
そんなあなたを受け入れてくれる友人など
本当に大切にすべきところは大切にしていきましょう。

 

ただ、人が成長を求める時に
離れるべき人間関係があることもたしかです。

そんな時は清々しく

「来る者は拒まず、去る者は追わず」

の精神でやっていきたいですね。

現代におけるこのネット社会。

スマホがあれば
世界中の人たちと繋がれるので、
たとえ人間関係をリセットしても
昔ほど困ることも少ないと実感しています。

 

「来る者は拒まず、去る者は追わず」

人間関係リセット症候群だって
この言葉を借りれば何の問題もありません。

ぬるま湯のような関係に浸かりきることや
依存関係に固まってしまうことと比べれば、
そこから抜け出すために
リセットを繰り返すのもアリだと思うんですね。

 

もちろん、
ひとつひとつのご縁を大事にすることを
否定しているわけでは決してありませんよ。

それが一期一会だろうと
長い付き合いになろうと
お互いの選択を尊重することを
優先する気持ちだけは持っておきたい。

やっぱり今の時代って、
いくら人間関係をリセットしても
ネット上で誰とでも繋がれますからね。

次々と新しい造語が生まれるように、
我々の生き方も多様性を増した分だけ
柔軟に物事を捉えていきたいですよね。

https://luckymarch.com/archives/15593

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