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悪口・陰口がハイリスクノーリターンである意味を知るべし!

悪口・陰口がハイリスクノーリターンである意味を知るべし!

 

悪口や陰口を言ったからといって、
大きな見返りがあるわけではありません。

瞬間的に気分が『スッと』するかもしれませんが、
後で“何も問題解決してない”ことに気がつきます。

 

何よりそれ以上に、
悪口や陰口はリスクが高いものである
と知るべきです。

 

はっきり言いましょう。

悪口や陰口は

ハイリスクノーリターン

でしかありません。

 

僕たちはこのことをしっかりと理解し、
無駄な時間を使わないようにしていきましょう。

ではこれから、悪口や陰口が
ハイリスクノーリターンである理由について
くわしく解説していきたいと思います。

 

ねこくん
ねこくん
悪口や陰口ってなんか嫌ですよね…

悪口はハイリスクノーリターン

 

悪口や陰口というのは嫌なものですよね。

おそらく、
人間社会に身を置く人間はすべからず、
この問題がつきまとうのではないでしょうか?

ひょっとしたら、あなたも
誰かの悪口を言ったことがあるかもしれないし、
誰かから悪口や陰口を言われて
悲しい思いをしたことがあるかもしれません。

 

基本的に人は自分を守ろうとするもの。

 

特に現代の日本のように
集団の枠組みに自分を当てはめて
生きる人が多い国では、
『個々の重要性』を感じづらいもの。

皆が皆、自分の“存在価値”に
漠然とした不安を抱えているのです。

 

そして、
自分の価値を知りたいと思った時、
人によっては

その価値を確かめるために
他人を引き合いに出す

という手段に出ることがあります。

最初は不平不満やグチとして出てしまうことが、
自然と悪口のような感じになっていくのは、
結構、よくあることなのです。

 

社会生活を営む中で、自分を守るために
他人を牽制したくなるのは無理ありません。

ただ、だからといって
悪口や陰口を肯定すれば、
その目に映る世界は暗いものになってしまいます。

 

当然、悪口や陰口は
止めた方が良いことは間違いありません。

 

ただ、一時のストレス発散にはなるので、
相手が見えない場所で
攻撃的になってしまうこともあるでしょう。

しかし、悪口や陰口がリスクが高い
ストレス発散法であることは事実なのです。

結果的に
取り返しのつかない損をする危険性が高いので、
余程のことがない限り
ネガティブな発言はしないほうが賢明なのです。

 

悪口や陰口にはリスクがつきまとう

ねこくん
ねこくん
取り返しのつかないリスクって何か怖いですね
マーチ
マーチ
本当はリスクを自覚してないと危ない話なんだよ

冷静に考えてみると、
悪口や陰口を言って得することはありません。

確かにその時はスカッとするかもしれませんが、
その代償としてのリスクが割に合ってないのです。

 

僕たちは
そのリスクを考えなければいけません。

 

そもそも、悪口や陰口を言って
ストレスを発散させたところで、
その話を聴いている相手や
第三者が同意しているとは限らないからです。

 

もし、そこで

「私、そういう話は興味ないから」

と言ってくれる人がいたら、
「なんだアイツは!」
なんて思ってはいけません。

 

悪口や陰口に乗ってこない人というのは、
実はとても親切な人なのです。

ある意味、あなたがこれ以上
悪い方向へとヒートアップしないように、
ストップをかけてくれていると考えられるからです。

 

では、なぜ悪口や陰口を
言ってはいけないのでしょうか?

 

仮にあなたの苦手な人をAさんとして、
あなたがAさんのことについて
不満を誰かに話したとしましょう。

その時、あなたは
言いたいことを言えて
気持ちがスッとしたと思っていても、
もしかしたら、
その話を聞いた人がAさんに

「◯◯さん(あなた)がこんなことを
言ってたから気をつけた方がいいよ」

と言って忠告することが考えられないでしょうか?

 

その場の陰口は、
それを聞いた誰かがまた別の誰かに話したり、
それをまた別の誰かに話したりしている内に、
まるで伝言ゲームのように巡り巡って

最終的に本人の耳に入る

ことになる可能性があるからです。

 

そして、あなたが
Aさんの悪口を言ってしまったとして、
第三者からAさんの耳に
「あなたが悪口を言っていた」ことが知らされれば、
あなたが直接Aさんに悪口を言うよりも
遥かに『悪い印象』を与えることになります。

 

弁解の余地はほぼありません。

 

他人を介して
悪口を言われていた事実を知ってしまうと、
話がかなりこじれてしまいます。

基本的に悪い風に捉えられてしまうので、
冗談で言ってたつもりのことでも
冗談では済まなくなるのです。

 

悪口はリスクが高い

 

本人不在という状況での悪口というのは、
『欠席裁判』といって決して良い行為とは言えません。

どんなに正当な理由があったとしても、
悪口や陰口が相手の耳に入ってしまえば、
大きなトラブルを抱えるリスクを伴います。

悪口を言われた相手は失望し、
あなたへの批判の感情を抱くでしょう。

 

相手次第では、
思いもよらぬ反撃に遭うかも知れません。

 

そうなると、誤解を解くのも大変です。

誤解が解けたとしても、
しばらくの間は不信感は残るので、
あなたの信頼に傷がついてしまうのです。

 

たしかに

「口を開けば悪口を言う」

という人も中にはいます。

 

というか、
結構いるかもしれません(笑)

そういった人たちは、
あなたや他の人にも、
自分の意見に賛同するように求めてきます。

しかし、たとえノリが悪いと思われたとしても、
あなたは決して
悪口や陰口を言ってはいけないのです。

 

飲みにいった席ではよくあることですが、
グチの言い合いや悪口大会になりそうな場所には、
あまり近づかないようにしましょう。

うっかりした一言で、
我が身を破滅させるという話は、
世の中には掃いて捨てるほどあります。

ここは先人たちから学び、
『君子危うきに近寄らず』の精神で
人間関係を構築していくようにしましょう。

 

ねこくん
ねこくん
たしかに飲み会の席でのグチは疲れることが多いかもしれないわ…
マーチ
マーチ
お酒を飲む時はできるだけ楽しい時間にするようにした方がいいよね

悪口・陰口は言われます

悪口を言われている状態

 

先ほどのスタンスでやっていくと、
次はあなたが悪口を言われるかもしれません。

全くもって
真実でない話をされる場合もあります。

だけど、それでも
あなたは悪口を言わないでください。

 

同じ土俵に上がらないでください!

 

あなたがそこで悪口や陰口を言ってしまうと
相手の思うつぼになるからです。

 

「結局、オマエも同じ人間だ」

と心で笑われるのがオチです。

 

誹謗中傷や風評被害にあったとしても、
相手にしてはいけません。

 

「それは誤解なのに・・・」

そう思うこともあるでしょう。

憤慨する気持ちもわかります。

しかし、あなたがどう思おうと、
人の口に戸は立てられないからです。

 

悪口を言っている人が、
改心して人格者になることもありません。

そんな時に気をつけるべきことは

怒りで身を焦がさないこと

この一点に尽きます。

 

悪口や陰口は、
合法的な麻薬のようなものです。

嫉妬や怒りのリミッターを外せば、
一時的にフラストレーションからは解放されます。

だけど根本的な問題は解決していないので、
結果的に不毛な時間を過ごさなければいけない
状況に追いやられることになります。

 

マーチ
マーチ
一時的な感情で自分を見失ったら、後で必ず後悔する時がくるんだよ
ねこくん
ねこくん
でも、悪口や陰口の出る場所に誘われたらどうすればいいんですか?

 

結論は至ってシンプルです。

あなたは、そこから
スッと居なくなるようにしてください。

冷静になり、淡々と差を
つけるようにすれば良いだけなのです。

 

なぜなら、他人の所為にしてる間、
人は成長しないようになっているから
です。

相手が悪口を言っている時間というのは、
実は相手の『思考』や『手』が止まっている状態です。

相手がそんな状態の時こそ、
あなたは手や足を止めずに
ガンガン前へ進んでいきましょう!

 

自分の進むべきベクトルを
一時の感情に任せて嫌な相手に向けないこと。

 

これが何よりも大切なことなのです。

 

そして、もう一つだけ
はっきりしていることがあります。

これも現実社会ではよくある話ですから、
ぜひ覚えておいてください。

 

もし、あなたが誰かと
陰口で盛り上がったとしますよね。

その場合、あなたと一緒に
陰口を言って盛り上がっていた誰かは、

あなたが居ない時には
あなたの悪口で盛り上がっている

ということです。

 

少しゾッとする話かもしれませんが、
そういった陰口で盛り上がる関係に浸っていると
自分の運勢を下げる原因にもなるので、
そこも意識して注意するようにしてくださいね。

 

そして興味深いことに、
大人になってから悪口を言う人より、
悪口を言われている人の方が
『年収が高い』という傾向にあります。

特に今はネットでの
誹謗中傷が当たり前の時代ですから、
匿名の悪口や陰口に対しては
余裕をもって反応しないことが大切なのです。

 

マーチ
マーチ
ネット上の名もなき批判の大半は思いつきなんで、ほとんど気にする必要はないよ

視点を変えて

悪口・陰口への対処法

 

悪口や陰口を言っているときは、
その人の長所というものが見えていません。

逆に長所に目が行っているときは、
その人の短所(欠点)が気にならないものです。

 

自分の視点が
どこに向いているのかを注意してください。

 

人の欠点に目が向いているのは、

  • 自分が幸せを感じていない
  • イライラが溜まっている

など精神的に良くない状態なのです。

 

マーチ
マーチ
正直、そんな状態の時はこの話も綺麗事にしか聞こえないんだ…

どんな人にも、長所と短所があります。

誰かが集まって
本人不在の欠席裁判をする時に、
必ずと言っていいほど持ち出してくるのは、
一般常識という正義の刃です。

 

よく言われていることですが、
正義の反対は悪ではありません。

正義の反対は、
もう一つの正義であり、
もうひとつの異なる考え方です。

結局のところ、悪口や陰口も、
それぞれが自分の正しさを
主張しているだけに過ぎないのです。

 

立場や関係性の問題など、
何らかの理由があって
相手に直接言えないことがあることは理解できます。

しかし、それで要らぬ誤解を招いてしまっては、
いくらなんでも代償が大き過ぎるのではないでしょうか?

 

あなたは感情をコントロールし、
上手くやっていってください。

もし、あなたが悪口を言われたとしても、
それはある意味、
あなたに実力や影響力があるからです。

 

それに、悪口を言う人は、
その人に関心があるのです。

 

無関心であれば、
そもそも悪口を言う対象になりません。

本当は上手くやりたいけど、
上手くやれないフラストレーションが、
悪口や陰口という形で現れているだけなのです。

あなたはそのことを理解し、
敵愾心を抱かずに、
相手のそのやりきれなさを
大人の気持ちで理解してあげてください。

 

そして、常に好意的な視点を持ち、
人の長所に目を向け、
それを伝えるようにしていきましょう。

そうすれば運勢も上がり、
物事が良い方向に進んでいきますよ。

 

悪口や陰口は
ハイリスク・ノーリターンです。

一時的な爽快感のわりに、
リスクが高いと心得ておきましょう。

 

誰だって、
悪口や陰口の輪に入ってしまうことがあります。

しかし、いたずらに
リスクを背負う必要はありませんし、
他人を傷つけることで、
自分を守る必要もありません。

 

本当は誰も、
悪口や陰口なんか言いたくないのだと思います。

だけど、心が傷ついてしまうと、
人は間違うことだってあるのです。

 

心が傷つきやすい現代においては、
悪口や陰口を止めることが難しいことも、
また、事実であることを忘れてはいけません。

僕たちは、負けずにやっていくしかないのです。

同じ仲間として、
励まし合ってがんばっていきましょうね!

 

マーチ
マーチ
悪口や陰口に気がついたら、そこから離れることが大事だね
ねこくん
ねこくん
まずはそこが第一歩目ということですね!

 

嫌いな人とはかかわらない女性
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