悪口や陰口を言うことはリスクが高いだけでなく、大きな見返りがあるわけでもありません。

悪口や陰口が及ぼすハイリスクノーリターンの意味をしっかりと理解して、無駄な時間を持たないようにしていきましょう。

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悪口はハイリスクノーリターン

悪口や陰口というのは嫌なものですよね。

おそらく、人間社会に身を置く人間はすべからず、この問題がつきまとうのではないでしょうか?

ひょっとしたら、あなたも誰かの悪口を言ったことがあるかもしれないし、誰かから悪口や陰口を言われて悲しい思いをしたことがあるかもしれません。

 

人は基本的に自分を守ろうとするものです。

 

特に現代の日本のように、枠組みに自分を当てはめて生きる人が多い国では「個々の重要性」というものを感じづらくなっています。

皆が皆、自分の存在価値に漠然とした不安を抱えているのです。

 

そして、自分の価値を知りたいと思った時、人によってはその価値を確かめるために他人を引き合いに出すという手段に出ることがあります。それが自然と悪口のような感じになるのは、結構よくあることなのです。

社会生活を営む中で、自分を守るために他人を牽制したくなるのは無理ありません。ただ、だからといって悪口や陰口を肯定すれば、世の中は暗いものになってしまいます。

 

当然、あなたも悪口や陰口というのは止めておいた方がいいででしょう。

一時のストレスの発散にはなるかもしれません。しかし、悪口や陰口ほどリスクが高いストレス発散法はないので、結果的に取り返しのつかない損をする可能性が高いからです。

悪口や陰口にはリスクがつきまとう

悪口のリスク

冷静に考えてみると、悪口や陰口を言って得することはありません。

確かにスカッとするかもしれませんが、その代償としてのリスクが割に合わない。

まったくお得な話ではないのです。

 

そもそも、悪口や陰口を言ってストレス発散したところで、その話を聴いている相手や第三者が同意しているとは限りません。

もし、

「私、そういう話は興味ないから」

と、言ってくれる人がいたら、「なんだアイツ」と思ってはいけません。悪口や陰口に乗ってこない人というのは、実はとても親切な人なのです。ある意味、あなたが罪を侵さないようにストップをかけてくれているからです。

 

では、なぜ悪口や陰口を言ってはいけないのでしょうか?

仮にあなたの苦手な人をAさんとして、あなたがAさんのことについて不満を誰かに話したとしましょう。

その時、あなたは言いたいことを言えてスッとしたと思っていても、もしかしたら、その話を聞いた人がAさんにに、「◯◯さん(あなた)がこんなこと言ってたから気をつけた方がいいよ」と言って忠告することがあるかもしれません。

 

そうでなくても、その場の陰口は、それを聞いた誰かが、また別の誰かに話したり、それをまた別の誰かに話したりしている内に、まるで伝言ゲームのように巡り巡って、最終的には本人の耳に入ることになる可能性があるからです。

 

そして、あなたがAさんの悪口を言ってしまったとして、第三者からAさんの耳に「あなたが悪口を言っていた」ことが知らされれば、あなたが直接Aさんに悪口を言うよりも悪い印象を持たれます

弁解の余地はほぼありません。

他人を介して悪口を言われていた事実を知ってしまうと、かなり話がこじれてしまいます。基本的に悪い風に捉えられてしまうので、冗談で言ってたつもりのことでも冗談では済まなくなるのです。

悪口はリスクが高い

本人不在での悪口というのは、卑怯な行為です。

どんなに正当な理由があったとしても、悪口や陰口が相手の耳に入ってしまえば、大きなトラブルを抱えてしまうのです。

悪口を言われた相手は失望し、あなたへの批判の感情を抱くでしょう。相手次第では、思いもよらぬ反撃に遭うかも知れません。

そうなると、誤解を解くのも大変です。

誤解が解けたとしても、一抹の不信感は残るはずです。それは、あなたの信頼を傷つけることに他ならないのです。

 

たしかに「口を開けば悪口を言う」という人も中にはいます。

というか、結構いるかもしれません(笑)

そういった人たちは、あなたや他の人にも、自分の意見に賛同するように話しかけてきます。しかし、たとえノリが悪いと思われたとしても、あなたは決して悪口や陰口を言ってはいけません。

 

飲みにいった席ではよくある光景ですが、グチや悪口大会になりそうな場所にはあまり近づかないようにしましょう。

うっかりした一言で身を破滅させるという話は世の中には掃いて捨てるほどあります。ぜひ、先人たちから学ぶ姿勢で『君子危うきに近寄らず』の精神で人間関係を構築していくようにしましょう。

悪口・陰口は言われます

悪口を言われている状態

先ほどのスタンスでやっていくと、次はあなたが悪口を言われるかもしれません。

全くもって真実でない話をされる場合もあります。

だけど、それでもあなたは悪口を言わないでください。

 

同じ土俵に上がらないこと!

 

あなたがそこで悪口や陰口を言ってしまっては、相手の思うつぼになるからです。「結局、あなたも同じ人間だ」と言われるのがオチです。

 

誹謗中傷や風評被害にあったとしても、相手にしてはいけません。

「それは誤解なのに・・・」

そう思うこともあるでしょう。

ただ、憤慨する気持ちもわかりますが、あなたがどう思おうと、人の口に戸は立てられないものです。

 

悪口を言っている人が、改心して人格者になることもありません。

そんな時に気をつけなくてはいけないのが、

怒りで身を焦がさないことです。

 

悪口や陰口は合法的な麻薬のようなものです。

嫉妬や怒りは我を忘れさせ、不毛な時間を過ごさなければいけない状況に追い込まれるからです。

 

結論は至ってシンプルです。

あなたは、そこからスッと居なくなるようにしてください。

冷静になり、淡々と差をつけるようにすれば良いだけなのです。

相手が悪口を言っている時間というのは、実は相手の思考が止まり、手が止まっている状態です。人の所為にしてる間、人は成長しないようになっています。

相手がそんな状態の時こそ、あなたは手や足を止めずにガンガン前へ進んでいきましょう。自分のベクトルを嫌な相手に向けないこと。これが何よりも大切なことなのです。

 

そして、もう一つだけはっきりしていることがあります。

悲しい現実の話ですから、よく覚えておいてください。

もし、あなたが誰かと陰口で盛り上がったとしたら、その誰かは『あなたが居ない時にはあなたの悪口で盛り上がっている』ということです。

少しゾッとする話かもしれませんが、そういった陰口で盛り上がる関係に浸っていると運勢が下がる原因にもなるので、ここはしっかりと注意するようにしてください。

 

そして興味深いことに、ビジネスにおいては、悪口を言う人より、悪口を言われている人の方が年収が高い傾向にあります。特に今はネットでの誹謗中傷が当たり前の時代ですから、決して悪口や陰口の深みにはまることのないように注意しましょう、ということですね。

視点を変えて

悪口・陰口への対処法

悪口や陰口を言っているときは、その人の長所というものが見えていません。逆に長所に目が行っているときは、その人の短所(欠点)が気にならないものです。

自分の視点がどこに向いているのかを注意してください。人の欠点に目が向いているのは、良くないということです。

 

どんな人にも、長所と短所があります。誰かが集まって、本人不在の欠席裁判をするときに、必ずと言っていいほど持ち出してくるのは、一般常識という正義の刃です。

よく言われていることですが、正義の反対は悪ではありません。正義の反対は、もう一つの正義であり、もうひとつの異なる考え方です。

結局のところ、悪口や陰口も自分の正しさを主張しているだけに過ぎないのです。

 

立場や関係性の問題など、何らかの理由があって相手に直接言えないことがあることは理解できます。しかし、それで誤解を招いてしまっては、いくらなんでも代償が大き過ぎるのではないでしょうか?

 

あなたは感情をコントロールして上手くやっていってください。

もしあなたが悪口を言われたとしても、それは、ある意味あなたに実力や影響力があるからです。悪口を言う人は、その人に関心があるのです。無関心であれば、そもそも悪口を言う対象になりません。

本当は上手くやりたいけど、上手くやれないフラストレーションが、悪口や陰口という形で現れているだけなのです。あなたはそのことを理解し、敵愾心を抱かずに、相手のそのやりきれなさを大人の気持ちで理解してあげてください。

 

そして、常に好意的な視点を持ち、

人に長所を伝えてください。

そうすれば、運勢も上がっていき、物事が良い方向に進んでいきます。

 

悪口や陰口はハイリスク・ノーリターンです。

一時的な爽快感の割りに、リスクが高いと心得ておきましょう。

誰だって、悪口や陰口の輪に入ってしまうことがあります。しかし、いたずらにリスクを背負う必要はありませんし、他人を傷つけることで、自分を守る必要もありません。

 

本当は誰も悪口や陰口なんか言いたくないのだと思います。

だけど、心が傷ついてしまうと、人は間違うことだってあるのです。

心が傷つきやすい現代においては、悪口や陰口を止めることが難しいことも、また、事実であることを忘れてはいけません。

負けずにやっていきましょう。

 

悪口や陰口に対しては、

そこから離れること。

まず、そこが第一歩目だということをしっかりと覚えておいてくださいね。