ネットビジネスを始める前に知っておいてほしいのは、サラリーマンと経営者の違いはお金にケチかどうかだけだということです。

 

ネットビジネスは基本的に副業で始める人が多いのですが、インターネットを使った個人で行うビジネスなだけに、たとえサラリーマンであってもネットビジネスでは経営者感覚を持つ必要があります。

言い換えるなら、サラリーマンの感覚のままだと、ネットビジネスで大金を稼ぐのは難しいということが言えるのです。

 

そこで今回、ネットビジネスで稼いでいくために絶対に知っておいて欲しいサラリーマンと経営者の決定的に違う考え方について、話をしていきたいと思います。

サラリーマンと経営者が決定的に違う部分

経営者のイメージ

 

僕がサラリーマンになったのは90年代後半で、ちょうど自己啓発セミナーなブームだった頃でした。

一番最初に勤めた会社では、月に1度、全社員が休日に出勤し、自己啓発セミナーを受けるなければならないという決まりがありました。

 

そこでは「お給料をもらう身であっても、それぞれが経営者の視点を持って仕事をしなければいけない」とか、「社員ひとりひとりが夢を持って働くのが大切だ」といったことを教わりました。

 

正直、まだ20代前半だった僕は、

面倒くせぇ…

と、ずっと思っていました。

 

実際、その時はそう思っていたのですが、30代になって積極的に本を読むようになってからは、サラリーマンが経営者の視点を持って働くことは正しいと思うようになりました。

だって、仮に自分が経営者で、雇っている人が同じ目線で働いてくれてたら嬉しいじゃないですか?

それに、「経営者に気に入られたら何かと優遇してもらえるかもしれない」という淡い期待もあったので、自然とそういう感じで働くようになっていったんですね。

 

結論を言うと、サラリーマンが経営者の視点を持って働くと、自然と社長や重役の方たちと話が合うようになるので、多少、目をかけてもらえるようになりました。

ただ、それで経済的に豊かになれるかというと、サラリーマンと経営者では立っている場所が違うので、サラリーマンが経営者の視点を持って働いただけではお金持ちにはなれません。

 

もう一度言います。

 

サラリーマンじゃ
お金持ちにはなれない
のです。

 

サラリーマンと経営者は元々の立ち位置が違うので、よく考えたら当たり前の話でした。

いくらサラリーマンが意識高く働いたからといって、そう簡単に給料が上がるシステムではないので、ただ単に経営者意識を持ったところで「うんうん、君は優秀な社員だね」くらいにしか思われないのです。

現実的な話として、経済的に楽になったり、有給休暇が増えたりすることはありません。

 

そして、この立ち位置こそが、サラリーマンと経営者との決定的な違いなのです。

お金にケチなのは経営者ではない

投資ができる経営者

 

サラリーマンと経営者の違いを分ける立ち位置を、ひとことで表すなら『自分の収入をコントロールする責任を背負う立場にあるかどうか』ということになります。

 

そして、経営者が自分の収入をコントロールできるような環境を得るまでの道というのも、サラリーマンが就職活動して働き口を得る道とはまるで異なります。

同じ職場で仕事する身であっても、両者の間には大きな差があるのです。

 

よく、「社長はいい車に乗ったり、自分の報酬だけ高額だったり、社員をこき使ってズルい!」みたいな話がありますよね。

でも、世の中の経営者というのは、サラリーマンにくらべてお金にケチではありません。

そもそも、お金にケチな人は経営者にはなれないからです。

 

逆にサラリーマンの方が、お金にケチであるケースが多いと言えるでしょう。

というのも、サラリーマンというのはお金を稼ぐことに限界があるので、どうしてもお金を守る方に比重が傾くので、基本的に支出をコントロールして資産を蓄えるのがベースとなるからです。

収入が限られ、ある程度先の計算が成り立つ中で、将来や老後のことを考えて支出を絞っていけば、どうしてもサラリーマンというのはお金にケチにならざるを得ません。

 

その点、経営者はサラリーマンと違って収入をコントロールすることができるのですが、それは、使うべきところ(投資すべきところ)にちゃんとお金を使うからこそのメリットであるといえるでしょう。

たとえば、ラーメン屋さんだったら、毎月お店にかかるお金をいくらかければ、これだけの人がラーメンを食べにきてくれるから、いくらくらいの儲けが出るなというのを、ちゃんと考えているのです。

つまり、お金にケチだとうまく経営を成り立たせることができない、ということですね。

 

残念ながら、サラリーマンにはこれがありません。

たしかに、一生懸命働いたからといってお給料は上がらないのがサラリーマンです。

それはそれで仕方がない部分ではあるのですが、『毎月同じ給料だったらできるだけ手を抜いた方が得だ』というベースが持つ人も多いので、そういう意味では、経営者と違ってサラリーマンの方が本質的にケチであると言えるのではないでしょうか。

サラリーマンマインドではお金は稼げない?

支出をコントロールするサラリーマン

 

ネットビジネスは、会社や誰かからお給料をいただくシステムではなく、あくまでも個人としてインターネットを使ったビジネスを行うので、サラリーマンマインド(サラリーマン的な考え方)ではうまくいかないことが多いようです。

もちろん、ノウハウに従って実践するだけで数万円程度のお小遣い稼ぎくらいはできるのですが、サラリーマンマインドを捨て、どこかで『自分のビジネスをしている』という意識を持たなければ、ネットビジネスで安定的に月収10万円とか月収100万円とか稼ぐのは難しいと言えるしょう。

 

先ほど、経営者とサラリーマンの違いはお金にケチかどうかと話しましたが、結局、どこかでお金を稼ぐために何に投資すべきなのかを考えなければ、お金を守る側からお金を稼ぐ側に立ち位置を変えることはできません

それに、お金をただ守るだけでは生活は豊かにはなりませんし、ずっとお金の心配をする人生を送ることにもなりかねないのです。

 

現在、日本の個人金融資産は総額1,400兆円と言われています。

そして、そのうち800兆円もの莫大なお金が現金・預金として眠ったままなのです。

これは他の先進国と比べてもトップクラスに高く、日本人がいかにお金を貯め込むのが好きかを如実に表しています。

 

もちろん、このことが原因で円が市場に出回らず、経済が停滞し、不況を引き起こす一端にもなっています。

それがさらに、お金を守ることしかできないサラリーマンたちの財布の紐を固くするという悪循環になっているのですが、このままでは自分で自分の首を絞めているのと変わりません。

 

ここで経済が不況を脱するのを待つか、それとも自ら行動を起こしてお金を稼ぐかの二択になるわけですが、この先の時代を考えれば、少なくとも日本人の労働力はどんどん機械に奪われてコストダウンしていくので、ここでネットビジネスのスキルを高めていくことは正解です。(この記事を読んでいるあなたは大丈夫ですね!)

ただ、ネットビジネスで成功を収めたいなら、サラリーマンの考え方とは一線を画する必要があるので、まずはその違いを自覚することが大切となります。

 

⇒副業のネットビジネスも結局はプロ意識を持つ人だけが勝つ話

 

今回は、『サラリーマンと経営者はお金にケチかどうかだけ』という話をしましたが、少なくともお金を守るだけではなく、お金を得るための自己投資意識がなければその距離が縮まることはないということですね。

仮に経営者がお金にケチなように見えても、彼らはサラリーマンよりも多くの税金を払っているし、投資すべきところにはちゃんと投資しているものです。

今後、あなたがインターネットを使ってお金を稼いだり増やしたりしたいと考えるのであれば、その部分はしっかりと見抜いておきましょう。

 

ネットビジネスで成功するというのは、決してサラリーマン的な成功ではありません。

その道を遠く見据えてみると、最終的に経営者や個人事業主として成功する道へともつながっているので、ぜひ、今回の話を覚えておいてくださいね。

そうすれば、頭の中で「カチッ」とスイッチが切り替わって、色々なことが腑に落ちるようになると思いますよ。