今回は、被リンクについてわかりやすく解説していきます。
被リンクとは、誰かに自サイトのリンクを貼ってもらうことです。
被リンクは、いわゆる「外部SEO」とも言われることがあります。
インターネットを使ったビジネスをしていると、この「被リンク」や「外部SEO」という言葉が自然に使われているのですが、初心者にとってはちょっとわかりづらいですよね。
ではこれから、被リンクとは何かについて詳しく説明していきたいと思います。
被リンクと外部SEO
被リンクという言葉は、『被』+『リンク』の2つの語句から成り立っています。
『被』とは、受けること。
『リンク』とは、アドレスを記事内に貼ること。
つまり、被リンクとは、”自分の所有しているサイトアドレスが他のサイトに貼られること”なのです。簡単に言うと、”他のサイトからのリンク”ということですね。
そして、他のサイトからリンクをもらう被リンクのことを『外部SEO』と呼びます。
ちょっとややこしい?
ですよね…。
というのも、外部SEOも被リンクも言葉はまったく違うのですが、意味としてはほとんど同じ。
ただ、人によってどっちの言葉を使うか好みによるところが大きいからです。
なので初心者の場合は、
被リンク=外部SEO
と覚えておいてもらってOKです。
とにかく大事なのは、他のサイトに自サイトのリンクを貼ってもらうと良い、ということです。
もう少し詳しくみていきましょう。
被リンクをたくさん受けると…
インターネット上にあるブログやサイトを見てみると、
- 出典:URL
- 引用元:URL
- こちらのサイトが参考になります
⇒URL - 相互リンク一覧
⇒URL(サイトA)
⇒URL(サイトB)
⇒URL(サイトC)
といった感じでリンクが貼られているのをよく見かけます。
このような感じで別のサイトに飛ばされるURLを外部リンクと言いますが、要するにここに自分のサイトのURLが貼ってある状態が『被リンク』ですね。
ここで注目して欲しいのは、「なぜ他人が自分のサイトのURLを貼ったのか?」というところ。
つまり、自分のサイトや記事が参考になるから、他人がそれを紹介してくれているということです。
さらに、人が紹介したいと思えるコンテンツ(記事・動画など)が多ければ多いほど、たくさん被リンクを受けることになるわけですが、そんな被リンクを受けまくってるサイトをGoogleはちゃんとチェックしてくれます。
結論を言うと、被リンクが多いサイトはそれだけ多くの人が紹介したいと思える情報を発信していることになるので、Googleはそのサイト評価を高めてくれます。
すると、被リンクを受けまくったサイトはGoogleに価値を認めてもらい、そのサイトの記事が上位表示されやすくなるということですね。
なので、
被リンクはたくさん受けると良い
ということ。
ちなみに、被リンクをたくさん貰うための施策のことを『外部SEO対策』と呼ぶので、こちらもぜひ覚えておいてくださいね。
被リンクの逆!発リンクとは?
被リンクについての効果はわかったけど、リンクを貼る側の影響はどうなの?
なかなか良い目の付け所です。
実は『発リンク』をすると、自分のサイトが持つパワーをリンク先に分け与えることになるのです。
つまり、画像引用で載せたURLやおすすめとして紹介するURLに自分のサイトパワーを与えることになるので、自分のサイトで他のサイトからの引用や記事を紹介をしまくったら『敵に塩を送る』状態になるわけです。
しかたないんですけど、これがルールなんですよね。
でも、それだとコンテンツ作りも消極的になっちゃうし、マイナス要素があるんだったらあまり人のサイトを紹介したくなくなっちゃいますよね。
そこで大事なのが『ノーフォロータグ』という設定です。
ノーフォロータグというのは、ソーステキスト上のリンクタグの後ろにつける『rel=”nofollow”』というタグのことです。
実際に書くと、
<a href=”URL“rel=”nofollow”>
という感じになるのですが、
基本的にサイト運営やネットビジネスをしてる人は、この”ノーフォロータグ”を設定しているので、いちいち手動でこのタグを入力することはありません。
なので他の人のサイト記事を紹介しても、自分のサイトパワーを奪われる心配がないのです。
ただ、初心者からすると、
なんのこっちゃ?
ですよね。
でも大丈夫です。
私もネットビジネスを始めて2年位は、この発リンクのことがよくわかってなかったので(笑)
というのも、自分のサイトパワーを奪われないためには、WordPressプラグインを使ってノーフォロータグをチョチョイのチョイで設定しとけばOKだからです。
ノーフォロータグの自動設定についてはこちらがおすすめ!
WP External Linksで外部リンクにノーフォロータグを自動設定
ネットビジネスを実践する上において、ノーフォロータグを設定しておくのは必須です。
ぜひ、この機会に設定しておいてくださいね。
被リンクの自作自演ってどうなの?
ここまで被リンクについてわかりやすく解説してきましたが、ちょっと賢い人だと「被リンクを自作自演したらどうなるんだろう?」と思ってしまったかもしれません。
実際、被リンクの自作自演は「ブラックハットSEO」という言葉で認知されているので、すでに被リンクの自作自演というのはあります。
ただ、検索エンジンを運営しているGoogleは、このようなブラックハットSEO(被リンクの自作自演)が大嫌いなので、バレたら即刻”圏外”行きです。
だけどもしバレなければ…
かなり美味しい思いができるかもしれません。
実際このブラックハットとGoogleの攻防は、年々Googleが優勢になってきているので、かなり巧妙に被リンクの自作自演をしない限り、痛い目を見て終わるでしょう。
それに、ブラックハットはお金もかなりかかるので、初心者にとってはハードルが高すぎます。
そんなことより、健全な被リンクを貰えるような記事を書く方が長い目で見て良いといえるでしょう。
今回は初心者に向けての解説として被リンク(外部SEO)について解説していきました。
ただ、外部SEO対策自体、あまり優先順位が高いものではないので、それほど気にする必要がないかなというのが正直なところです。
とはいえ、サイト運営における被リンクについて重要なことが2つあります。
- ノーフォロータグの設定
- 被リンクが貰えるコンテンツ作り
この2つだけはしっかりと覚えておくと良いでしょう。
ぜひ、参考にしていただければと思います。