今回は、売れるコピーライティングの勉強ということで『FAB FORMULA』についてわかりやすく解説します。

 

FAB FORMULA(ファブ・フォーミュラ)をわかりやすく言うと、「読み手に素敵な未来を想像させるコピーライティング」のことです。

それでは早速、解説していきましょう。

FAB FORMULAとは?

FAB FORMULAとは?

FABとは、

Features(機能・特徴)
Advantages(利点)
Motives(動機)
Benefits(利益)

の中で特に重要な3つの単語の頭文字をとった造語です。なので、本来FABという単語が持つ「素晴らしい」という直接的な意味は含まれていません。

つまり「機能と利益を提示することで、読み手に素敵な未来を想像させる文章」のことですね。

 

FAB FORMULAを使えば、セールスレターを書く時に超重要“ベネフィット”を押していくための美しい流れを作ることができます。

「この商品を購入すれば、自分にこんな未来が待っているんだな」と、読み手に素敵なイメージを与えることができればOKということですね。

 

それでは今から『F→A→M→B』と順を追って、詳しく説明していきましょう。

※英単語は複数形になっていますが、読みやすさを優先してカタカナ表記では単数形にしています。

Features(フィーチャー)

Features(フィーチャー)

Featuresとは、”機能”とか”特徴”といった意味です。

このパートで大切なのは、製品が持っているものを伝える』ということ。

 

いわゆるスペックの部分なので、デジカメの場合だと「画素数」とか「高画質画像800枚保存」といった性能や機能の部分に当たります。

 

情報商材で例えると、「PDF200ページ」とか「動画10時間分」といった感じですね。

 

これらの機能や特徴の部分が最終的に提示するベネフィットの基準となります。

Advantages(アドバンテージ)

アドバンテージ、FAB FORMULA

Advantagesとは、”利点”といった意味です。

このパートで大切なのは、その機能はどんなものかを伝える』ということ。

 

先ほどのデジカメの例でたとえると、「高い画素数なので、美しい写真が撮れる」とか、「高画質画像800枚保存できるので、枚数を気にせずに写真が撮れる」といった利点の部分に当たります。

 

情報商材で例えると、「このPDFを読めば、コピーライティングを完璧にマスターできる」とか、「この動画を観れば、マインドが変わる」といった感じになります。

 

このパートでは、Featuresで示した機能によって「何がもたらされるのか?」について、具体的に紹介していくことがポイントです。  

Motives(モチーブ)

Motives(モチーブ)

Motivesとは、”動機”といった意味です。

これまでは機能面についての”特徴”や”利点”を伝えてきました。このパートで大切なのは、その機能が満たすものを伝える』ということです。

 

先ほどのデジカメの例でたとえると、「美しい写真が撮れたら、満足度が上がる」とか、「枚数を気にせずに写真が撮れたら、失敗を気にすることがなくなる」といった動機の部分に当たります。

 

情報商材で例えると、「このコピーライティングを学べば、余計な努力やお金を減らせる」とか、「このマインドセットを学べば、余計なことに気を取られなくて済む」といった感じになります。

 

このパートでは、Featuresで示した機能が「満足させてくれること」について、具体的に紹介していくことがポイントです。  

つまり、お客さんの動機を刺激するようなことを伝えていく、ということですね。

Benefits(ベネフィット)

Benefits(ベネフィット)

Benefitsとは、”利益”といった意味です。

Motivesで伝えた「その機能が満足させてくれること」を、『さらに具体的なイメージとして広げていくこと』がこのパートで大切なことです。

 

先ほどのデジカメの例でたとえると、「高い画素数により美しい写真が撮れるようになれば、その写真を大好きな人と共有したり、一生残る大切な写真をずっと手にすることができます」とか、「保存枚数が増えたことで、ここぞという時にもプロカメラマンのようにシャッターチャンスを逃しません」といった動機の部分に当たります。

 

情報商材で例えると、「コピーライティングをマスターすることによって、高収入を得ることができるようになって、結果的に自由な未来が手に入る」とか、「強いマインドに鍛えることができれば、常に行動できる自分になる」といった感じになります。

 

このパートでは、Featuresで示した機能が「人をどのように変えてくれるのか」について、具体的に紹介していくことがポイントです。  

つまり、お客さんに素敵な未来のイメージを持ってもらう、ということですね。

 

余談ですが、実はブランディングがしっかりしていれば、そこまでベネフィットを押す必要はありません。ブランディングがある人の場合、読者がちゃんと「その人の言うことなら間違いない」と認識しているからです。

ただ、ブランディングがない状態の時は”どんどんベネフィットを打ち出していくと良い”ということですね。

FAB FORMULAの使い方

FAB FORMULAの使い方

まず基本的な話として、商品と自分を重ね合わせた時に良いイメージができなければ、お客さんが商品を買うことはありません。

だからこそ、セールスレターではベネフィットを伝えることがめっちゃ重要になってくるのです。

 

ベネフィットとは、商品から得られる未来への期待感のこと。

つまり、その商品を使って今以上に良い未来を描けなければ、お客さんはその商品に魅力を感じないということですね。

 

FAB FORMULAは、Features(機能・特徴)という無機的なものから、Benefits(利益)という「お客さんの理想的な未来」という有機的なものへと昇華させていくことがポイントとなります。

ではこれから、改めてFAB FORMULAを使う手順についておさらいしましょう。

1、機能や特徴を洗い出す

機能や特徴を洗い出す

第1段階では、Features(機能・特徴)ですね。

まずは商品やサービスが持つ機能や特徴を洗い出していきましょう。

FAB FORMULAでは、最終的にベネフィットの部分へと導いていくのがゴールとなるのですが、ベネフィットをたくさん生み出すためには、最初の段階でどれだけの機能や特徴を見つけ出すかが重要です。

 

稼ぐ系の情報商材であれば、先ほど例に挙げた「PDF200ページ」とか「動画10時間分」といったものをさらに詳しく細分化していきましょう。

例を挙げると次のような感じになります。

 

「この商材では、コピーライティングについて詳しく解説したPDF120ページに加え、ネットビジネスで絶対に抑えておきたいマーケティングについてPDF60ページ。さらに門外不出のコピーライティングテクニックについてPDF20ページを含んだ内容となっています」

 

「この商材では、約10時間分のマインドセット動画が含まれています。初心者でもスムーズに学べる各15分のマインドセットセミナー8本と、繰り返し聴くことを目的とした中・上級者向けのマインドセットセミナーが16本。そして、ここでしか聴けない◯◯氏との対談と、マインドセットを学ぶ上で多くの人が見過ごしている部分をピンポイントで指摘したセミナー動画を含んだ内容となっています」

 

つまり、製品や商品が持っているものですね。

デジタル物の場合だと、スペックの紹介が中心となります。

2、特徴から利点を挙げていく

特徴から利点を挙げていく

第2段階では、Advantages(利点)を挙げていきます。

先ほど洗い出した商品の機能や特徴から、「~だから、◯◯ができるようになる」といった感じにつなげていきます。

 

同じように稼ぐ系の情報商材を例に挙げてみましょう。

 

「この商材に書かれてあるコピーライティングとマーケティングのテクニックを組み合わせることによって、効率よくネットビジネスで稼ぐ仕組みが理解できるようになります。ネットビジネスの仕組みが理解できれば、本質的なことがわかるようになるので、結果的に最短コースで成功できるようになります」

 

「この商材の動画を観ることで、質の良いマインドセットだけに触れることができるので、効率よくマインドを強くしていくことができます。マインドセットをきちんと学ぶことによって、あなたのマインドが良いものへと変わっていくでしょう」

 

つまり、その商品の機能がどのような利点を生み出すのか示す、ということですね。

3、利点を使って動機を刺激する

利点を使って動機を刺激する

第3段階では、Motives(動機)を刺激していきます。

先ほど示した利点から、「~ができるようになると、◯◯が満たされるようになる」といった感じにつなげていきます。

 

ここでも同じように、稼ぐ系の情報商材を例に挙げてみましょう。

 

「この商材でコピーライティングを学べば、余計な努力をする必要はありません。これさえあれば、無駄なお金を使わなくて済むようになります」

 

「この商材なら、重要なマインドセットだけを集中して勉強することができます。これさえあれば、他のマインドセットを学ぶために無駄な時間やお金を使う必要がなくなります」

 

つまり、より良い意思決定となるように促していく、ということですね。

4、商品から明るい未来をイメージさせる

商品から明るい未来をイメージさせる

最終段階では、Benefits(利益)を打ち出して、お客さんに商品が与えてくれる明るい未来をイメージしてもらいます。

先ほど、動機のパートでは現状を満たす理由について示しました。

つまりベネフィットでは、「~という利益をもたらすので、将来的に◯◯になる」といった感じのイメージを提示していきます。

 

稼ぐ系の情報商材を例に挙げると、ベネフィットは次のようになります。

 

「コピーライティングをマスターすれば、高収入を得ることができるようになります。コピーライティングはパソコン1台あれば仕事ができるので、自分の好きな時間や好きな場所で仕事をすることができます。2週間のハワイ旅行を満喫しながら仕事をするなんてことも自由にできるようになり、お金・時間・気持ちに余裕が生まれるようになるでしょう」

 

「強いマインドに鍛えることができれば、常に行動できる自分になります。マインドセットを学ぶことで行動力が増せば、それはあなたの自信へと変わっていきます。その自信は堂々たる人生を歩ませ、仲間からの信頼を得ること力や、愛するパートナーや家族を守る力となってくれるでしょう」

 

ベネフィットを伝える時に重要なことは、どれだけ『ワクワク感』を抱かせることができるかです。

コツとしては、コピーを書く時に「誰を対象としているのか?」をちゃんとイメージすると、相手にそのワクワク感が伝わりやすくなります。

FAB FORMULAまとめ

FAB FORMULAまとめ

今回は、売れるコピーライティングの勉強ということで『FAB FORMULA』についてわかりやすく解説していきました。

 

Features(機能・特徴)
Advantages(利点)
Motives(動機)
Benefits(利益)

 

このFAB FORMULAの流れに沿っていくことで、無機的な機能的メリットから有機的な感情的メリットへと昇華させることができます。

 

大切なのは、

お客さんは感情で商品を購入する

ということ。

 

FAB FORMULAは、そこに焦点をおいたコピーライティングの『型』であると言えるでしょう。

売れるコピーライティングでは、特にベネフィットの部分を「これでもか!」と押し出しているものが多いので、ベネフィットを作り出す時はぜひ参考にしてくださいね。