今回は、日本一の大商人である斎藤一人さんの名言から『モノの値打ちが下がると人間の価値が上がる』について話をします。

 

これは2003年に出版された本から引用した言葉ですが、当時は、デフレ不況がニュースになりつつある時代でした。

そして「これからは女性の時代だ」と、ひとりさんは言っていました。

 

あれから約15年経っていますが、これからもこの流れは今後も変わらないでしょう。

ネットビジネスをしている私としてはこの話に共感せざるを得ないということで、今回は斎藤一人さんのこの話を紹介したいと思います。

モノの値打ちが下がると人間の価値が上がる

モノの値打ちが下がると人間の価値が上がる

「モノの値打ちが下がる人間の価値が上がる」

 

まずは斎藤一人さんの話をみてみましょう。

今は女性の時代だ、っていうよね。

女性の時代って何ですか、っていうと、たとえば、女の人が車を買う時は、その車を見て、欲しいか、欲しくないかなんだよね。

女性の時代って、そこなんだよ。

昔は、中身を知らないとだまされたり、動かなくなっちゃうことがあるから、その品質を重視したの。

(中略)

洋服でもそうだよ。一回洗濯したらボロボロになって着られなくなってしまうような、そういう時代じゃないんだよ。

安心してデザインとかで選べる時代になっちゃんたんだよ。

オレは、これが女性の時代だ、っていうんだね。

引用元:斎藤一人の不思議な魅力論/柴村恵美子

 

今は品質が良くて当たり前の時代です。

要するに、時代が変わったことで、モノを売る側の人間は視点を変えていかないとダメだってことですね。

 

そして、これからは女性が活躍する世の中になると指摘していますが、この15年を振り返ってみると本当に女性たちは強くなったと思います。

日本では男尊女卑の考えが長かったので、それが不均衡となって若者の結婚離れや恋愛離れにつながったという話もあります。それが正しいかどうかは別にしても、2000年代以降も女性が強くなってきたことは事実として捉えられるところでしょう。

 

今はデフレで不景気だといって社会全体が落ち込んでいます。

ひとりさんが言うには『振り子の原理』で世の中が動いているとのことで、何かが下がったら反対に何かが上がるのがバランスなんだそうです。

振り子の原理

つまり、デフレでモノの価値が下がっているなら、人間の価値が上がるということ。

ただし、すべての人間の価値が上がるわけではなくて、”魅力のある人”の価値だけが上がるというところがポイント。

 

この話ヤバくないですか?

「時代を読むとはこういうことか」と思わず唸ってしまいます。

確かに世の中のテクノロジーの進化とインターネットの普及によって、益々この流れが止まらなくなるのは間違いありません。

 

商品の品質が安定し、物の価値に差がなくなってきたから、人が物を買う時は、その商品を売っている人の魅力がないと売れないということですね。

つまり、売る側の人間が価値提供できないと”物は売れない”のです。

物が良いのは当たり前。

大事なのはその人の持つ魅力だってことですね。

 

インターネットを使ったビジネスをする場合、自分のブランドを認知してもらった方が商品は売れやすくなります。

情報発信ビジネスでも「この人のコンテンツなら読んでみたい!と思われるようなものでなければ、今後は生き残っていくのも難しくなるかもしれないということですね。たとえば、今後はサイト名で検索されるくらいでないと、競合に勝てない時代に突入するかもしれません。

ただ、どんな時代になってプラットフォームが変わろうとも、魅力さえつけておけば生き残っていけると言い換えることもできるでしょう。

自分の価値を上げなければ商売できない時代

自分の価値を上げなければ商売できない時代

「では一体、魅力ある人って何?」ってなるんですけど、ひとりさんはこんな風に言っています。

ほら、携帯電話があるじゃない。

これは電話なんだけど、それだけじゃなくてメールが送れたり、写真がとれたりするよね。

魅力っていうのは、それと同じで機能が増えることなんだよ。

 

引用元:斎藤一人の不思議な魅力論/柴村恵美子

 

なるほど。

非常にシンプルですが、自分の魅力を増やすためには、できることをどんどん足していくと良いみたいですね。

何かを売ろうとして言っているんじゃないんだよ。

売上げの問題じゃないの。

ただ、これからは人間的な魅力なんだ、ってことをわかってもらいたいの。

 

引用元:斎藤一人の不思議な魅力論/柴村恵美子

 

改めて、本当にそうだなぁと思います。

ブランディングとは?自分の存在感を出す方法をわかりやすく解説でも話をしましたが、『機能的な価値』と『感情的な価値』を高めていくことで自分の魅力を増やすことができるということですね。

 

品質が安定し、機能も似たり寄ったりの商品を売る場合、「どこが1番安く買えるか」といった安売りのチキンレースがデフレ不況を加速させました。

しかし、商売の本質は1円でも安く売ることではないのです。

斎藤一人さんは、ずっと以前からそのことを言い続けてきたということですが、それが『モノの値打ちが下がると人間の価値が上がる』という言葉に言い表されているのではないでしょうか。

 

私たちも商品の値段を下げるのではなく、自分の価値を上げる努力を続けていきたいですね。