今回は、センターズ・オブ・インフルエンス・マーケティングの話をします。

 

センターズ・オブ・インフルエンス・マーケティングは、英語で『Centers of Influence Marketing』と書きます。直訳すると「影響の中心のマーケティング」となりますが、影響の中心とは有力者のことを表しているので『有力者の力を借りるマーケティング』という意味になります。

 

有力者の力を借りるマーケティングなんて、正に“日本人の心”ですよね。

(Soul)

といっても良いかもしれません。

 

ただ、あまり馴染みのない言葉ではあるので、今回はお笑い芸人の世界と絡めて話をしていきます。

ネットビジネスにおいてセンターズ・オブ・インフルエンス・マーケティングは非常に重要な考え方なので、これからその意味と活用法についてわかりやすく解説していきましょう。

センターズ・オブ・インフルエンス・マーケティングとは?

センターズ・オブ・インフルエンス・マーケティングとは?

センターズ・オブ・インフルエンス・マーケティング(Centers of Influence Marketing、以下CIMとは、有力者の力を借りるマーケティング手法のこと。

 

よくマーケティングを市場調査か何かだと勘違いしている人がいますが、マーケティングというのは商品を売りやすい状態を作ることです。

経営コンサルタントで有名な神田昌典さんは、マーケティングのことを「営業マンの前にお客さんを連れてくること」と言っていますね。

 

つまり、CIM(センターズ・オブ・インフルエンス・マーケティング)とは、その業界で影響力の強い人の力を借りて商品を売りやすい状態を作っていくということです。

お笑い芸人の世界はCIMがすべて

センターズ・オブ・インフルエンス・マーケティングとお笑い芸人の世界

CIM(センターズ・オブ・インフルエンス・マーケティング)がどういうものかについては、芸能界でたとえるとわかりやすいでしょう。

特にバラエティの世界だと、ダウンタウン、内村光良、ビートたけし、明石家さんま、ナインティナイン、クリームシチュー、ロンブー淳、とんねるず、タモリ、和田アキ子、久本雅美などの有力者が思い当たります。ちなみに私が住む関西エリアだと、今田耕司、東野幸治、ハイヒール、トミーズ、小藪一豊、たむらけんじ辺りでしょうか。

若手のお笑い芸人たちは、彼らに実力を認めてもらったり可愛がってもらったりすると、表舞台に引き上げてもらえることがありますが、要するにこれがCIMということになります。

 

バラエティの世界では、急に表舞台に出てきて活躍するお笑い芸人がいます。

よく見ると芸歴10年15年といった人たちもいるのですが、実は世に出てきていないお笑い芸人というのは非常に大勢いて、実力があっても埋もれてしまっているケースは少なくないのです。

 

どれだけ自分たち面白いと感じていても、自分の回りにいる数千人のお笑い芸人たちを眺めた時に「どうやって自分たちの存在を認知してもらうか」という視点がなければ世に出るのは難しい。

そこで彼らは、先輩芸人のことを「にいさん」「ねえさん」と呼ぶことによって、有力者の力を借りられるようにCIMを慣習として実践しているのです。

 

但し、実力がなければ、いくら太鼓持ちをしても売れないことは言うまでもありませんが…。

ネットビジネスでCIMを活用する

ネットビジネスとセンターズ・オブ・インフルエンス・マーケティング

インターネットビジネスの世界でも、CIM(センターズ・オブ・インフルエンス・マーケティング)は欠かせません。

むしろ必須です。

「CIMなくしてネットビジネスの成功はない」と言っても過言ではないのです。

 

基本的にビジネスは『人・モノ・金』と言われますが、ネットビジネスにおいては『モノ』と『金』はそれほど必要ありません。初期投資にもお金はほとんどかかりませんし、パソコン1台とインターネット環境があればビジネスができるからです。

 

ただ『人』はめちゃくちゃ大事です。

 

お金はそれほど必要ないと言いましたが、人への投資まで惜しんでしまっては本末転倒なので、そこは注意するようにしましょう。

ネットビジネスを成功に導くには以下のことが重要になるからです。

 

  • 誰から影響を受けるか
  • 誰を参考にするか
  • 誰と共に活動するか
  • 誰に導いてもらうか

 

結論を言うと、ネットビジネスは自分ひとりの力だけで成功させるのは難しいのです。

ネットビジネスは基本的にひとりでやっていくものですが、人の力を借りられるところはしっかりと借りていかなければなりません。むしろ、人の力を借りるからこそ効果を最大限発揮することができるので、人への投資は積極的に行なうことが必要なのです。

 

なぜそれほど有力者の力が必要なのかというと、ネットビジネスの世界でも自分を認知してもらわなければ商品が売れないからです。

人間の心理として、余程興味のあることや好奇心を刺激されるものでない限り、まったくつながりのないものをわざわざ知ろうとはしません。それは、よく知らないから何かを紹介される時も同じで、そこには見えない大きな壁があるのです。

 

たとえば、あなたが美味しいラーメン屋を探していたとしましょう。

その時、その辺のオジサンから美味しいラーメン屋を尋ねたりしないのと同じで、ある程度信用のある人やグルメサイトの情報を頼りにラーメン屋を探すと思います。

ひょっとしたら、そのオジサンが美味しいラーメン屋を知っているかもしれませんが、なるべく信用のある人や情報の集まる場所を利用するのが普通です。

 

これをネットビジネスに置き換えると、お客さんが何か良い商品がないかを探す時、やはりその業界で信用のある人や情報の集まる場所に訪れます。

私たちが何か紹介したい商品があったり、将来的にそういうものを販売したりするのであれば、彼らの力を借りるのが成功の近道ということですね。

センターズ・オブ・インフルエンスを見つける方法

センターズ・オブ・インフルエンスを見つける方法

CIM(センターズ・オブ・インフルエンス・マーケティング)を探す時、CIMになり得る人は4種類に分けられます。

 

  • メンター =師匠
  • パートナー =協力者
  • コモレード =同士
  • クライアント =客

 

ネットビジネスにおけるCIMは、基本的にメンター(師匠)を持つのが一般的です。

メンターというのは『ビジネスのイロハを教えてくれる人』のことなので、彼らから商品を購入したりサービスを受けたりすることで、直接コンサルタントを受けることができます。

メンターになれる人というのは、ある程度実力と実績を伴った有力者であることが多いので、彼らの力を借りるのはCIMの王道とも言えるでしょう。

 

さらに興味深いのは、パートナー(協力者)、コモレード(同士)、クライアント(客)の中にも有力者がいるというところ。ビジネスではタイプ別によって有力者が現れるので、それぞれ有力者たる人物は誰なのか意識して接するようにしていきましょう。

特におすすめなのは、セミナーに参加した後に懇親会があるような場に出向くことです。

クライアントに関しては、自分の商品を売った人の中にも非常に影響力の強い人がいるので、そういう人がいたら積極的に関わっていくことが大切だということですね。

 

 

こんなことを話すと、

なんかやらしい話だな…

なーんて思うかもしれませんね。

 

 

なんというか「太鼓持ち」みたいですもんね。

「虎の威を借るキツネ」とも言えるかもしれません。

だけど、決してそんな話ではないのです。

 

なぜなら、CIMは大前提としてあなたに実力があったり商品力があったりしなければ、何の効力も発揮しないからです。

要は、実力や力のある商品を持つ人が、有力者にそれを認められて紹介してもらうだけの話なので、決して「太鼓持ち」や「虎の威を借るキツネ」状態にはなりません。

もしもそれでうまくいくなら、それはそれで才能があっただけのことでしょう。

 

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改めて大切なことですが、CIMを効力を発揮するのは、自分自身も力のあるコンテンツ(サイト・記事・動画など)か商品を持っておくことが前提条件です。

まずはここをしっかりと抑えておくことが大事だということですね。

CIMとお笑い芸人の世界

センターズ・オブ・インフルエンス・マーケティングの効果

ここでCIM(センターズ・オブ・インフルエンス・マーケティング)の流れをおさらいしましょう。

 

まず、ネットビジネス業界で知名度のある”Aさん”がいたとします。

当然、Aさんにはたくさんファンがいます。Aさんが商品を紹介すると、ファンの人達はAさんのことを信頼しているので、大好きな人が「この商品良いよ」と言えば、その信頼関係によってその商品が売れやすくなりります。

このような現象が起きるのは、ファンからAさんへの信頼が厚いからだと言えるでしょう。

 

つまり、Aさんがあなたの商品を紹介すると、『”Aさんが紹介する”あなたの商品』という嬉しい冠のついた商品へとグレードアップするのです。ここであなたが素晴らしい商品を提示していれば、売上は一時の間だけ貢献するだけでなく、あなたへの信頼も上がっていくことになるでしょう。

 

とにかく有償であれ無償であれ、コンテンツに力があることが最低条件となるわけです。

 

但し、ここで注意点があります。

CIM(センターズ・オブ・インフルエンス・マーケティング)を活用する時は、あなたを紹介してくれる人に損をさせないように気をつけることです。

たとえばお笑い芸人だって、有力者から紹介してもらってスベったら、その人の笑いのセンスが疑われてしまいます

 

つまり、紹介してくれた人の看板を傷つけるようなことをしちゃいけない、ということですね。

しかしこれは当たり前の話で、私たちは自分の商品を紹介してくれた有力者に対し、恩に報いていくことが大切になってきます。

 

おそらく、有力者の人たちは「何も返してくれる必要はないよ」と言ってくれるでしょう。

だけど最初に話したようにネットビジネスは『人』が一番大事なので、相手に報いる気持ちがなければきっとどこかで立ちいかなくなってしまいます。

 

ビジネスは常に誰かのおかげで成り立つもの

CIMは非常に強力なパワーを秘めたマーケティング手法ですが、そこを忘れて「お願いします!」だけではうまくいきません。

ちゃんと相手に時間を割いてもらうだけの実力をつけ、相手に報いる気持ちをもっておけば、誰かは必ずあなたのことを引き上げてくれますよ。

あなたを引き上げるセンターズ・オブ・インフルエンス・マーケティングの力

まずはあなたのセンターズ・オブ・インフルエンスとなるメンターを見つけて、優良な関係を構築していくようにしましょう。

ネットビジネスは常にGIVEすることが大切なので、ぜひこのことを忘れないようにしてくださいね。

 

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CIM(センターズ・オブ・インフルエンス・マーケティング)を知るには、お笑い芸人の世界を観察するのがおすすめです。

つい最近もM-1グランプリの反響をSNSで見てて思ったのですが、お笑いのショーレースで優勝することで話題となる以外にも、審査員である松本人志が最高得点をつけたお笑いコンビが評価されて話題になっていました。

これもCIMの効果ですね。

 

CIMは、お笑い芸人が売れる過程を見ているだけでも勉強になるので、視点を変えて見てみると色々な発見があって面白いと思いますよ。そして、どの業界においても非常に使えるマーケティング手法なので、ぜひ参考にして活用して頂ければと思います。