今回は、フロントエンドとバックエンドのとは何かについて話をします。

 

前回、マーケティングファネルとは?情報発信ビジネスでの活用法!でもお話した情報発信ビジネスにおける「フロントエンド」と「バックエンド」ですが、実は私たちの日常でも、もはや常識となっているマーケティング戦略です。

ここに気がつくと一気に世の中の見方が変わる面白さがあるので、今回はフロントエンドとバックエンドとは何かについて、できるだけわかりやすく解説していきたいと思います。

フロントエンドとバックエンドとは?

フロントエンドとバックエンド

マーケティングには、「フロントエンド」と「バックエンド」という基本的な考え方があります。

ネットビジネスなどのWeb集客においては、特にこのマーケティング戦略が活用されています。

 

 フロントエンド=集客商品

 バックエンド=利益商品

 

つまり、フロントエンドとバックエンドというのは、販売する商品の目的のことですね。

では、フロントエンド商品とバックエンド商品では、どちらが大切だと思いますか?

 

この問いに対してはっきりと答えられなければ、情報発信ビジネスで成果を上げることができないと断言できます。

ではまず、両者の違いについて解説していきたいと思います。

フロントエンド商品とは?

フロントエンドとは?

フロントエンド商品とは、見込み客に対して最初に提示する商品のことです。

ここで大切なのポイントは、フロントエンド商品は明確に『集客を目的としている』ということであり、利益を上げるのが目的ではないということですね。

 

なので、大抵のフロントエンド商品はすごく安く設定されていて、いわゆる『目玉商品』として注目を集めるような価格帯となっています。

少し言葉は悪いですが、「客寄せパンダ」的なものと言えるでしょう。

 

時には赤字覚悟で販売されるのがフロントエンド商品で、手頃な価格、お得だと思えるもの、心理的負担が少ないことが大切となります。

バックエンド商品とは?

バックエンド商品とは?

バックエンド商品とは、フロントエンド商品で集めたお客さん向けに販売する利益を出すための商品のことです。

言い換えると、バックエンド商品こそが『本当に売りたい商品』となります。

 

目玉商品のフロントエンド商品でお客さんを集めて、そのお客さんに対して、利益率の高い商品を販売していきます。ここではフロントエンドでの利益も回収するので、価格帯は相対的に高くなるケースがほとんどです。

 

バックエンド商品は、基本的にいきなり手を出さない商品であったり、心理的負担が高いものであったりするということですね。

ジャブからのストレート!

フロントエンドとバックエンドをボクシングに例える

フロントエンドとバックエンドの関係は、ボクシングでのワンツーパンチ(ジャブからのストレート)の関係に似ています。

ボクシングの世界では、いきなり体重をかけたストレートを打っても相手に避けられてしまいます。

しかし、最初に腕の力だけで打つ速いジャブを繰り出すことで、相手のガードが開き、体重をかけたストレートが決まります。

 

 フロントエンド=ジャブ

 バックエンド=ストレート

 

当たり前ですが、延々とジャブを打ち続けてもボクシングの試合には勝てません。ストレートについても、また然りです。ジャブとストレートを巧みに組み合わせることで、相手のガードに空きができるのです。

 

フロントエンド商品は利益度外視になっているが多いので、ジャブと同じく単純に手数を多くするだけでOKなのに対し、ボクシングの大技がストレートだけでなく「アッパーカット」や「フック」があるように、バックエンド商品は色々と販売するものを変えられます。

この辺りはボクシングもビジネスもよく似ているので、とても興味深いですよね。

 

言うまでもないことですが、お客さんはボクシングの対戦相手のように『敵』ではありません。

ビジネスの場面でフロントエンドとバックエンドを使い分けるのは、お客さんに気持ちよく商品を買ってもらったりサービスを受けてもらったりするためだということですね。

もはや常識!フロントエンドとバックエンド

フロントエンド商品とバックエンド商品

世間を見渡してみると、あらゆるところで『フロントエンドとバックエンド』が活用されていることに気がつきます。

 

たとえば、居酒屋の前にある「生ビール1杯目100円!」と書かれた看板。これは、1杯100円の生ビールがフロントエンド商品になっていて、それ以外のメニューは通常通りの価格設定になっています。

つまり、お客さんがビールにつられてお店に入ってくれれば、それ以外のメニュー(バックエンド商品)も注文してくれるので利益が出るということになります。

 

 

たとえば、テレビでよく見る再春館製薬所の「ドモホルンリンクル」もそうですね。

 

「ドモホルンリンクルは初めてのお客様にはお売りできません」

 

最初に注文して無料でもらえるお試しセットは、当然赤字覚悟で配っているものです。しかし、商品に力がある場合、その後にリピートしてもらえる可能性があるので、フロントエンド商品としてお試しセットを配り、バックエンド商品であるドモホルンリンクルを購入してもらう流れになっているのです。

 

 

そして、私がよくたとえに出すのがAmazonプライム・ビデオです。

Amazonプライム・ビデオは、Amazonプライム会員が無料で視聴できる動画配信サービスなのですが、月会費がわずか400円でかなりの本数の映画・ドラマ・アニメが見放題です。さらに、Amazonでの買い物の配送料が無料になったり、Amazonミュージックで約200万曲の音楽が聴き放題になったりする12項目のサービスが至れり尽くせり。

どう考えたってお得です。

 

もしもあなたが20年前にタイムスリップして、その時代の人たちにAmazonプライム会員のサービスを伝えたら「嘘をつくな!」とオオカミ少年呼ばわりされてしまうかもしれません。300百年前なら刀でぶった斬られるであろう、そんなお得なサービスなのです。

 

Amazonはさらにもうひとつフロントエンド商品があります。

それは、Fire TV StickFire HD 8 タブレットです。

Fire TV Stickは、テレビに差すだけでAmazonプライム・ビデオが簡単視聴できるデバイスです。そしてFire HD 8はAmazonが開発したタブレットです。

ちゃっかり私もこの両方を所有していますが、驚くべきなのはAmazonプライム会員の場合、Fire HD タブレットシリーズが一律4,000円引きになるところでしょう。

 

フロントエンドとバックエンドがうまいAmazon

 

そうなると「安かろう悪かろうではないか?」と心配されるかもしれません。しかし、リンクを辿ればわかるように、圧倒的評価数が後押しする『性能良しの高評価』のオンパレード。

こうしてAmazonは、他を圧倒するフロントエンド商品を2段構え・3段構えで用意し、バックエンド商品として『有料デジタル商品』を販売することで利益を得ることに成功しているのです。

 

デジタル商品は製品化する必要が無いので、利益率が高いところが特徴。つまり、売れば売るほど儲かります。

ただ、私たちの中にはテクノロジーの発達によりもたらされた恩恵(データ化されたコンテンツ)を所有するという概念が育っていないので、頭で考えるほど簡単ではありません。

 

しかし!

 

ご存知の通り、今やAmazonが天下を獲る世の中になってきています。

街からCDショップが姿を消し、レンタルDVD店が消滅の危機を迎えて悲鳴を上げる中、デジタル配信を受けられるデバイスを赤字覚悟で提供するAmazonが利益を上げ続けられるのも、基本的にはこのフロントエンドとバックエンドのマーケティングが成り立っているからなのです。

 

これらの例のように、あらゆる企業がフロントエンド商品とバックエンド商品を使い、消費者たちの心の壁をうまく取り除く努力を重ねているということですね。

フロントエンドとバックエンドはどっちが大切?

フロントエンドとバックエンドはどっちが大切?

私たちがネットビジネスで起業して商品を売る場合、ネームバリューがないのでお客さんの方から利益の出る商品を買ってもらえる可能性はほぼありません。

実際、それが魅力的な商品だったとしても、商品の認知度や信頼関係が築かれていないためにお客さんに躊躇されてしまうのです。

 

きっとあなたでも、インターネットで買い物する時はある程度信頼のおけるお店で商品を購入したいと考えるのではないでしょうか?

 

なので私たちが情報発信ビジネスをする場合、かならずフロントエンド商品とバックエンド商品の両方を作る必要があります。もちろん、フロントエンド商品を購入してもらうまでにもお客さんとの信頼関係を築く必要があるのですが、それについては後ほど解説したいと思います。

 

話を戻しますと、特にフロントエンド商品は、お客さんが価値を感じるようなものでなければなりません

逆に、一番やってはいけないのが”大して価値のないものをフロントエンド商品にすること”です。

 

ここまでこの記事を読んでくれているあなたには説明無用だと思いますが、ひとことで言うと「せこい」のです。

当然ながら、せこい根性では商売が成り立たちません。

 

フロントエンドがクソ=バックエンドもクソ

 

そう思われるのがオチだということですね。

だからこそフロントエンド商品は、バックエンド商品と同等かそれ以上に力を入れなければならないことを、ぜひ頭の中にインプットしておきましょう。

情報発信ビジネスのフロントエンドとバックエンド

情報発信ビジネスにおけるマーケティングファネル活用法

こちらは、情報発信ビジネスをする時のマーケティングファネルと呼ばれるものです。

 

これを見ると、フロントエンド商品を購入するまでにいくつかの段階があることがわかりますよね。

この階層こそが、先ほど触れたお客さんと私たちの信頼関係を築くためのステップとなります。

 

フロントエンド商品を購入してもらうまでに、「サイト訪問・YouTube動画視聴」⇒「メルマガ登録」⇒「メルマガへの返信」⇒「Skype面談・LINE面談」という過程があるのですが、ここで信頼関係を築くために行なう手法が『DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)です。

その間に無料レポート(無料コンテンツ)を配布したり、質問・相談に乗ったりすることで、さらに信頼関係を高めていきます。

 

何度も繰り返しますが、この無料レポートやフロントエンド商品に対してお客さんが価値を感じなければ、最終的に利益となるバックエンド商品まで辿り着くことはない、ということですね。

 

情報発信ビジネスをする時は、

無料レポート全力

フロントエンド商品全力

であることを忘れないようにしましょう。

 

やや大変そうに思うかもしれませんが、実はそんなこともありません。

そう。

インターネットのレバレッジを知ればね!

全力でフロントエンド商品を作ろう!

フロントエンドは超重要!

今回の話をまとめると、「集客商品であるフロントエンドは超重要である!」ということですね。

 

よくこんなことも聞かれます。

「でも私、そんなスゴイもの作れません」

ってね。

 

初心者のうちからクオリティの高いものを作るのはさすがに無理ですし、クオリティの高いものしか売れないのであれば、世の中のビジネスはそこに一点集中しますよね。

でも実際はそんなことはありませんし、逆に初心者がクオリティの高さを重きにおいてビジネスを始めるのは現実的ではないと言えるでしょう。

 

初心者にとって大切なのは『型』を覚えることです。

型を覚えて、出し切っていく。

つまり、正しい方向性でどんどん量をこなしていくことで、質は勝手に上がっていきます。

 

これ、ガチだから。

 

要は完璧主義になっちゃダメってことです。

完璧主義は大体失敗します。

私自身も過去においてそうだったし、いーっぱいそんな人も見てきたから、そんな主義はとっとと捨てちゃましょう。

 

初心者だろうと何だろうと、出し切ってるコンテンツには“念”がこもっています。

念がこもっている商品は、DRMを使えば必ず売れていきます。

フロントエンド商品も売れれば、結果的にバックエンド商品の売れ行きにつながっていくいうことですね。

 

ということで、最後は精神論っぽくなりましたが、これが結構大事なことなので、ぜひ記憶にとどめておいて頂ければと思います。