今回は、よくある間違った努力について話をします。

 

間違った努力で一番に挙がるのは『寝る時間がないくらい仕事すること』です。

一昔前までは、寝る時間がないくらい仕事をすることは一種のステータスシンボルでした。

しかし21世紀に入ってからは、睡眠をしっかり取って私たちの最大の資産である身体を守りながら、仕事の効率を落とさないことこそが真に大切なことだと注目を集めています。

 

Amazonの創業者ジェフ・ベゾス氏は眠りの効用を次のように語っています。

 

「注意力が高まり、思考が明晰になります。8時間眠った日は、ずっと調子がいいですね」

 

これから、寝る時間がないくらい仕事をすることがなぜ間違った努力なのか、わかりやすく解説していきたいと思います。

私たちの最大の資産は何か?

睡眠を大事にするイメージ

私たちが持つ最大の資産は何でしょうか?

それは自分自身です。

 

すでに私たちは最大の資産を神様からプレゼントされているのですが、多くの人たちはこの資産をうまく活用することができていません。

それどころか、自分への投資を怠り、心と体をないがしろにする傾向があります。

せっかく価値を生み出すことができる資産(自分自身)が、本来の機能を果たすことができない状態になってしまっているのです

 

お金を得るのも自由を謳歌するのも、私たちの身体があってこそです。

あなたが自分の健康を害するくらい仕事をしていたり、疲労に麻痺した状態で身体を酷使し続けたりすれば、誰かの助けになることもと喜びを分かち合うことも難しくなるでしょう。

 

一生懸命働いた代償がこれではあまりにも悲惨です。

優秀な人たちが、間違った努力によりどんどん自分を壊していきます。

 

向上心があり、活動的であればあるほど、自分の身体を酷使することは苦痛でもなんでもなかったりします。

しかし、目に見えない負債がゆっくりと蓄積されていることを忘れてはいけません。

そして、その最大の原因が睡眠不足なのです。

寝る時間がないくらい仕事すること

寝る時間がない人

寝る時間がないくらい仕事を抱える人がいます。

これは基本的に2つのタイプに分かれます

 

 仕事が強制的だから

 やりたい事が多いから

 

まず『仕事が強制的だから』という場合は、仕事を辞めるか労働基準法に違反している可能性があるので、労働基準監督署に通報してください。

非常にシンプルな解答ですが、これ以外の解答は今回の記事の主旨から逸れるのでご容赦くださいね。

もちろん、人それぞれ抱える事情が違うと思いますが、寝る時間がないくらい仕事に負われてる人は、基本的にやりたい事が沢山ある人だと考えて話を進めていきます。

 

私も寝る時間を惜しんで仕事をすることがあります。

ネットビジネスを副業でやっていた頃は、ついがんばり過ぎて睡眠時間を削ってしまうこともありました。専業で独立してからも、やりたい事・やるべき事に集中し過ぎて、夜遅くまで作業することがあるので気持ちはよくわかります。

 

今は昼寝をする時間が取れるので仕事の効率を落とすことがありませんが、サラリーマンの人が睡眠不足を抱えると、大きなストレスになるので気をつけなければなりません。

 

仕事中に昼寝するサラリーマン

 

たとえば、現場の大工さんとかだと、昼休憩で寝ている場合が多いですよね。

あんな感じで昼寝できるのであれば良いのですが、オフィスワークの場合だと電話が掛かってきたり、お客さんが来たりすることがあるので、基本的に昼寝することができないのが普通です。

眠たい時に少しの仮眠も許されない環境というのは、人によってはかなり辛いということですね。

 

睡眠不足が本当に怖いのは、あなたから思考力を奪うことです。

頭がよく回らない状態というのは、気分がいいかどうかは別にして、軽い酩酊状態であることと変わりはありません。

そのような状態で創造的な頭の使い方はできませんし、生きる活力も奪われてしまいます。ひどい場合は、無気力うつ状態を招いてしまこともあるでしょう。

 

睡眠不足が心と身体に大きなストレスを与えることを知らなければ、本当にやりたい事がどこかのタイミングでできなくなるかもしれない、ということですね。

間違った努力とは?

寝る時間がないほど仕事する人

よく「1日24時間じゃ時間が足りない!」という人もいます。

ネットビジネス実践者の中にもそう言う人は大勢いますが、そこは冷静になって『皆等しく24時間で生きている』と考え直すようにしましょう。

 

とはいえ、睡眠時間を削ってまで仕事をしたり、やりたい事をやってたりというのは、要するに『自分はがんばっているとアピールしている』ということに他なりません。

そんなことを言うと身も蓋もありませんが、間違った努力をアピールしたところで本人が思うほど周りは特に興味はないだろうし、実際、凄いことでも何でもないからです。

 

私も過去に経験があります。

私の場合、深夜3時とか4時とかまで働いて、それを必ずタイムカードに記録させていました。もちろん残業代など出ません。ただ、ワンオペになることも多く、社長が無茶な仕事を受けてくるので当てつけでそういうことをしていたのです。

今考えると、反抗的な社畜が間違った努力をして命を削っていた、という意味不明な話です(笑)

 

まぁ、まったく恥ずかしい話なのですが、今考えるとこの努力に何の意味があるのか、今でもさっぱり答えが見つかりません。おそらく一生見つかることはないでしょう。

ただ、寝る時間がないほど仕事するのは、集中力が低下するので非効率の極みですし、それが原因で身体を壊すことがあるかもしれないので、余程の理由がない限りはすべきではありません。

 

 

睡眠時間を削ることは、

間違った努力です。

 

 

努力とは本来起きている時間にするものです。

睡眠時間を削るのはルール違反に等しいと考えましょう。

 

それに時間が足りないという問題は、わざわざ寝る時間を少なくしなくても、すべきことを整理し、優先順位をつけて効率よく片付けていけば解決する問題かもしれません。

そのためにはまず、睡眠不足があなたの思考力を奪っていることを知る必要があります。

思考停止状態では、根性論に走って限界を迎えるのが必然だからです。

睡眠に妥協しない勇気

睡眠不足はネットビジネスの天敵

ネットビジネスは頭脳労働なので、はっきり言って睡眠不足は天敵です。

 

心理学者のK・アンダース・エリクソンが行った調査では、一流のバイオリニストは1日平均8.6時間の睡眠をとっているこあとが明らかになっています。さらに彼らは、週に平均2.8時間の昼寝をしているそうです。

睡眠時間はアメリカの平均より1時間長く、昼寝に至っては2時間も長いという結果が出ています。

つまり「一流のバイオリニストは、平均的なアメリカ人より週に9時間も長く睡眠をとっている」という事実があるということですね。

 

寝る時間がないくらいやりたい事や仕事を抱えている人は、思い切った発想の転換が大事になってきます。

睡眠時間が足りていないと、集中力が低下し、仕事や作業が非効率になりがちです。なのでそういった非効率な時間を切り捨て、いくらかを睡眠時間に費やすことで生産性の高い時間に入れ替えていきましょう。

 

睡眠には、身体を休めるだけでなく、脳をリフレッシュさせる効果もあります。

ドイツのリューベック大学の研究でも、十分な睡眠は脳の機能を高め、問題解決能力をアップさせるという結果が出ています。

これは、私たちが眠っている間に、脳が膨大な情報の整理と再構築を行っているからです。この効果により、私たちが目覚めた時に新しい神経のつながりが生まれ、沢山の解決策を見つけることができるようになるのです。

 

特にこれからは頭脳労働の時代なので、このような発想の転換ができなければ消耗するばかりです。

それに身体を酷使することは、ネットビジネスの本質からズレています。

いまだに根性論でがんばろうとしている人がいますが、ネットビジネスのマインドセットは決して根性論などではありません。

限界を超える方法

間違った努力をする人

こんなことを言っては誤解されるかもしれませんが、働きすぎることは簡単なのです。

やりたい事があって活動的になる時期は誰にでもあるし、若けれければ短い睡眠時間でも何とかなったりするからです。

 

ネットビジネスが世間の何倍ものお金を稼げるのは、人の何倍もがんばるからではありません。

人の何倍も効率よく仕事をしたからです。

 

ここを履き違えたままでは、到底苦労の毎日から抜け出すことはできないでしょう。

ネットビジネスは頭脳労働です。

睡眠不足で頭を鈍らせたままでは質の悪い仕事しかできません。

 

 

あともう1時間

 

 

あともう1時間寝れば、数時間分の生産性が手に入ります

優秀な人ほどよく眠るのはそのためです。

 

睡眠を大切にする人

 

睡眠は仕事の生産性や効率を高めてくれるだけでなく、病気のリスクも減らしてくれます。

世間では「睡眠は生産性の敵」と思われていますが、本当の敵はあなたを思考停止状態に追いやっている世の中のシステムなのです。

本当は、たっぷり眠れば創造性が上がり、あらゆる面において生産性を向上させることができます。

 

寝る時間がないくらい働く人は、思考停止に陥って、自分が間違った努力をしていないか振り返ってみましょう。

そして、しっかりと睡眠をとって、自分の人生を創造的で生産的なものにしていきましょう。

努力は正しく行うということですね。