今回は、過去は変えられるか?という話です。

 

日本一の大商人と言われる斎藤一人さんの名言に次のようなものがあります。

「過去は変えられるけど、未来は変えられない」

 

あれ?

それってじゃないの?

 

普通の人は大体そう思いますよね。

しかし、これはトンチが利いた斎藤一人さん流の言い回しなので、決して過去の出来事が別の何かに入れ替わるという話ではありません。

つまり『過去の事実は変わらないけど、現在のあなたの心が育てばその過去の出来事に対する自分の思いが変わり、現在のあなたの心が育たなければ、未来に奇跡を期待したって何も起こらないよ』と言う意味なのです。

 

私も以前、「過去を後悔・将来に不安…」作業に集中できない時の対処法という記事で「現在の行動が、過去の経験の意味を変える」と述べたので、これからそのことについてわかりやすく解説していきたいと思います。

過去は変えられるか?

過去のイメージ

「過去は変えられるか?」

 

普通の人はそう聞かれたら

「過去は変えられない」

と答えるのが当たり前です。

仮にイエスと答えて「じゃあ、どうやって変えるんだ」と返されても返答に困ってしまうからです。

 

実際、過去に起きた現象がなくなることはあり得ませんし、自分の都合の良いように過去の出来事を変わえるのは不可能です。

では「過去は変えられる」という言葉はどういう意味なのでしょうか?

それはつまり『過去の現象に対して起きた感情や思いを変えられる』という意味に他なりません。

 

たとえばあなたが、「あの人に挨拶したのに無視された」とか「アイツにお金を貸したのに逃げられた」と言って後悔していたとしましょう。

この場合、「挨拶したのに無視された」「お金を貸して逃げられた」というのは、ただの現象ですよね。そこに感情は入っていません。

感情はそのことに対して『後悔している』という部分です。

 

つまり「過去は変えられる」というのは、その思いや感情の部分を『変えられる』ということなのです。

この部分については、斎藤一人さんの話が非常にわかりやすいので、これから紹介したいと思います。

斎藤一人さんの名言

斎藤一人直筆サイン

斎藤一人さんは「スリムドカン」などのダイエット&健康サプリで有名な銀座まるかんの創業者で、累積納税額1位の記録を持っています。

冒頭でも触れましたが「過去は変えられるけど、未来は変えられない」という言葉は、斎藤一人さんの名言のひとつですね。

 

私もかれこれ10年以上、斎藤一人さんやお弟子さんの著作本を読ませていただいています。著作物の中には「過去は変えられるけど、未来は変えられない」といった一風変わった名言が至るところに散りばめられいて、そのひとつひとつが本質をついているので本当に面白い!

 

「ツイてると言えば運が強くなる」

「魅力があればすべてうまくいく」

「成功するのにがんばってはいけない」

「心の大きさはコップ一杯分」

「顔にツヤを出して言葉を良くすればいい」

「相性の悪い者同士が結婚する」

「嫌な奴とは付き合わなくていい」

「困ったことは起きない」

「人間は魂の修行をするために生まれてきている」

 

斎藤一人さんの名言は、パッと聞いたときに「それってどういう意味なんだろう?」と思うようなものが多いのですが、内容は非常にシンプルながらもハッとさせられるものばかりです。

今回の言葉も、聞けばなるほどと思うのではないでしょうか?

 

過去は変えられないイメージ

 

斎藤一人さんは過去に行った講演会で、「済んだことは変えられるの。でも、これから先のことは変えられないよ。過去は変えられるけど、未来は変えられない」と話しています。

これから斎藤一人さんの言葉を借りて、その意味についてみていきましょう。

 

今からすごいこと言いますからね。一生忘れられないようなこと言いますよ、いいですか?

 

『過去は変えられるけれど、未来は変えられない』

 

一瞬、驚いた人、手を挙げて。ね、驚いたでしょ。もう一回言いますよ。

済んだことは変えられない…あ、違う、済んだことは変えられる、間違えちゃいけない、俺が間違えちゃったよ(笑)

しょうがない人だね、だからこういう講演会は向かない、って言ってる(笑)

 

済んだことは変えられるの。でも、これから先のことは変えられないよ。過去は変えられるけど、未来は変えられない。

これを覚えとくと、すっごく”良いこと”があるの。

では今からお話ししますよ。

 

みんな、よく言うじゃない。

「済んだことは変えられないけど、これから先はあんたの自由になるよ」って。

でも、そうならないんです。

残念だけど、変えられるのは過去なんです。

 

もちろん、過去にあった出来事を、もう一度やり直したり、消したりっていうことはできないよ。でも、心で過ぎたことを思う時は、それは思い出じゃない。

思い出って、どんなふうにでも変えられるの。

 

たとえば、自分は小さい頃に病気ばかりして、つらい思いをしていた、と。そういう人がお医者さんになったりすると、患者の気持ちがよくわかる、良いお医者さんになったりするんだよ。

そのとき、「自分は病気だったんだ。でも、その経験があるから人に対して、病人に対してやさしくなれたんだ。病気してよかったな」とか思える。

 

どんなにつらい過去、嫌な思い出も、しあわせと思えば思えるんです。それをオセロゲームみたく、ポンポンと、しあわせに変えていく。

私もね、学校時代は、勉強とか嫌いだったんですよ。何で嫌いだったかっていうと、成績が悪かったからなんですね(笑)

だけど、それがために早く社会に出て、今みたくなれたんだ、とか、勝手に済んだことをですね、「だから、しあわせなんだ」って変えるんです。

 

それで、「だから今、しあわせなんだ」って思えると、そこから先の未来は全部しあわせなんです。

ところが、ずぅーっと不幸な人に、「今日からしあわせになりなさい」って言っても、なれないんです。

 

どうしてかっていうと、不幸グセがついてるから。

 

何でもかんでも不幸と思っちゃうクセがあるから、これから先に起こる出来事も不幸に見えちゃう。

この世の中のことっていうのはね、起きることっていうのは、幸せにとろうと思うと、とれるんです。

 

つらいと思うと、「つらい」と思えるんです。

日本で働いて、やれ、給料が安いだとか、仕事がきついとかって言っていても、世界中から「日本に入りたい」っていう人がいるんだよ。日本にさえ来れればいいからって密航する人だっているんだよ。

だから、日本がしあわせか、しあわせじゃないかって、その人の思い方なんだよね。

 

「◯◯だから、自分がしあわせだ」

と、思えるか、

「◯◯だから、大変だ」

と、思うかでね、

人生、全然違っちゃうんだよ。

 

病気にかかっていても、「しあわせだな。オレは病気だけど、まだ生きているんだ。病気じゃなくても20歳で死ぬ人もいるのに、病気なのにまだ生きているんだ。ツイてるな」とかって強気なことを言ってると、免疫力が上がって治っちゃうんです。不思議なもんなんだけど。

病気でも元気になれ、とかって言ってるんじゃないんだよ。たいがいのことは、済んだこと、今、現在を、しあわせだと思える人は、こっから先、ずぅーっとしあわせなの。

 

(中略)

 

それで、覚えといてね。過去はね、済んだことって変えられるんだよ。

昔、ロクでもない男に引っかかったから、男を見る目ができたんだとか、ね。

みなさん、自分でいろいろ考え直してください、ってことです。

引用元:心が千分の一だけ軽くなる話

 

私たちは、歴史上の出来事はそのまま過去の事象として捉えることができます。

しかし、些細な事でも過去の後悔や失敗を思い返すのは、そこに感情が含まれているからです。

ただ、そういう過去は自分の思い方次第で変えることができるのです。

過去を変えるためにすべきこと

過去を変えるのに自分ができること

私たちはそれぞれにかけがえのない体が与えられています。

そして、その体のひとつひとつに心というものが与えられています。

心は目で見ることはできないのですが、心は体よりもずっと自由な存在なのです。

 

ただ心は、ネガティブな思いや感情によってその自由な力を失います

まるでかごに囚われた鳥のようになり、体に与えられた力まで存分にパワーを発揮できなくなってしまうのです。

そして、そのネガティブな思いや感情を生む原因となっているのが、『過去の後悔』や『未来への不安』なのです。

 

以前、別の記事(下記リンク参照)でも話したように、心が現在になければ人は集中力を失います。ひどい場合には、何も行動できなくなることもあるでしょう。

ずっと過去を後悔し続けていたり、将来に対して不安を抱き続けていたりすれば、心と行動が一致しない状態で今を生きることになるからです。

心と行動がチグハグなままでは、私たちが本来持っているパワーを発揮できなくなってしまうのです。

 

つまり、過去を変えるにしても未来を変えるにしても、私たちが取るべきなのは今この瞬間の行動だけだということです。

 

心を現在に置いて行動していけば、今より必ず良い未来を作ることができます。

そうして今の行動を変え、未来を変えていければ、過去に経験したことの意味も変わってくるでしょう。

 

過去の呪縛から解放されるイメージ

 

斎藤一人さんの言うように、過去を後悔したまま行動したところで未来は変わりません。

自分の思考を過去や未来に置いたままにするということは、心と行動が分離している状態だからです。

その状態では何をやっても苦しくなるだけです。

 

ネガティブな感情や思いに縛られていては、その嫌だという思考が同じような未来を引き寄せます。潜在意識によって、どうしても同じような現象を引っ張ってきてしまうからです。

 

しかし、現在のことに集中して生きればそんな未来も変えられます

そのためには過去や未来にとらわれている自分の感情を、今、この瞬間に置いて行動するしかないということですね。

 

今、この瞬間を生きるには?
マルチタスクをやめよう!作業に集中できない時の対処法その2

 

今回の「過去は変えられる」という話は上記記事の補足説明ですが、現在のことに集中して行動する方法については、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。