マインドセット

成功の極意『一点集中』

マルチタスクからシングルタスクへ

 

ネットビジネスの作業は
マルチタスク(並行作業)になりがちです。

PCの中には色んなものが入っているし、
ネットには様々な誘惑があるからです。

 

しかし、本気で成功を求めるなら
マルチタスクよりも
シングルタスク(一点集中作業)が正解です。

 

シングルタスクは
成功の極意でもあります。

ではこれから
その理由について詳しく解説します。

 

女性脳と男性脳

マルチタスクをやめよう

 

まず最初に押さえておくべきことは、
女性脳と男性脳の違いです。

 

  • 女性脳=マルチタスク向き
  • 男性脳=シングルタスク向き

 

女性の脳は
テレビを見ながらメールのやり取りをしたり
洗い物をしながら家族と会話をしたり
『ながら』を当たり前のようにこなします。

男性の脳はシングルタスクなので、
ひとつのことに集中する傾向が強くなります。

 

これは狩猟採集時代の名残りが原因です。

 

元々、女性は一族や集落の人との
調和を保ちながら住処を守っていたので、
常に周囲に気を払う傾向があります。

それに対し、男性は獲物を獲るために
狩りに集中しなければ生きていけなかったので、
ひとつのことに集中しやすい傾向があります。

同じ人間でありながらも、
男性と女性で脳の使い方が異なるのは、
長きに渡って培われた本能が
DNAとして受け継がれているからなのです。

 

ただ、男女問わず多くの人たちは、
複数のことを同時進行するよりも
集中してひとつのことをやった方が
効率よくタスクをこなすことができます。

自分のリソースを
一つのことに集中させられるからです。

逆に最初からマルチタスクになると
非効率な作業になってしまうので、
まずは一点集中で作業することを
基本としてやっていきましょう。

 

効果的なシングルタスクとは?

シングルタスク

 

シングルタスクといっても、
効果的なものとそうでないものがあります。

 

シングルタスクを効果的にする方法は
いたってシンプルです。

優先順位の高いものから片付ける

そして、その作業をやり切るまでは
他のことは一切手につけないのです。

 

たとえば、
一旦ブログ記事を作成すると決めたら
書き上げるまではXやインスタなどの
SNSにはログインしないということですね。

特にネットを使った作業においては、
シングルタスクで集中する手法が
かなり作業効率を高めてくれるでしょう。

 

スタンフォード大学の研究チームが
マルチタスクとシングルタスクの
仕事の効率を比べた結果

シングルタスクの方が早く仕事が片付く

というデータを出しています。

それどころか。

マルチタスクはかえって
生産性を下げるとのことなので、
どうも作業効率が悪いと感じた時は
シングルタスクに切り替えた方が無難です。

 

シングルタスクで仕事を片付けることが
いかに価値が高いかを示す話として、
科学的管理法の父フレデリック・テイラーと
鉄鋼王アンドリュー・カーネギーの
エピソードを紹介しましょう。

 

当時、すでに鉄鋼王という
名を馳せていたアンドリュー・カーネギーは、
駆け出しのコンサルタントだったフレデリック・テイラーに

「君が経営について
聞くに値することを言ったら、1万ドルをやろう」

と言ったことがあったそうです。

 

テイラーは答えます。

 

「では、あなたにできる
重要なことを10個書き出して、
それをひとつずつ実行してください」

 

そして後日、テイラーは
1万ドルの小切手を受け取ることとなりました。

 

もし仕事に時間がかかると悩んでいる人は
シングルタスクを取り入れてみてください。

 

成功の極意は『一点集中』です。

 

やるべきことを一つずつ着実にこなしていけば、
必ず作業効率が上がっていくはずですよ。