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マルチタスクよりシングルタスク!効率よく作業する4つの方法

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マルチタスクとは
元々パソコン上の複数処理を指す言葉で、
僕たちの日常でも時々使われています。

 

つまり、

効率を上げるために
複数の作業を並行して行う

ということですね。

 

マルチタスクは
仕事の効率化に役に立ちそうですが、
場合によっては
どれも中途半端になって
効率が悪くなってしまうこともあります。

そんな時はやり方を見直す必要があるので、
これからマルチタスクの弊害や
作業に集中できない時の対処法を
詳しくみていきたいと思います。

 

マルチタスクよりシングルタスク、マーチのイラスト

 

マルチタスクはなぜダメなのか?

 

インターネットを使ったビジネスは
パソコンを使って作業をするため、
作業自体がマルチタスクになりやすいもの。

ネットで情報を集めながら記事を書くなど、
インプットとアウトプットを並行してこなせるのが
パソコンを使った作業のメリットでもあるからです。

 

いわゆる『ながら』ができる人なら、
YouTubeで音楽を聴きながら作業したり
動画を観ながら作業したりすることもあるでしょう。

しかし便利そうなマルチタスク作業も、
労力や意識が分散されることで
集中力が低下しやすくなるので、
結果的に効率の悪い作業になることがあります。

本来は記事作成などのコンテンツ作りをすべきなのに、
途中で他のサイトで情報収集に没頭してしまったり
ツイッターやインスタにログインしたりして
メインの作業が終わらない状況を生み出す状況などは、
まさにマルチタスクの弊害と言えるでしょう。

 

まさに『心ここに在らず』という
状態に陥ってしまうわけですね。

 

ただ実際のところ、
複数のことを並行して行うこと自体は難しくありません。

たとえば、女性の脳はマルチタスクなので、
テレビを見ながらメールのやり取りをしたり
洗い物をしながら家族と会話をしたり、
いわゆる『ながら』を当たり前のようにこなします。

逆に、男性の脳はシングルタスクなので、
ひとつのことに集中する傾向が強いと言われています。

これは狩猟採集時代の名残りが原因です。

元々、女性は一族や集落の人との
調和を保ちながら住処を守っていたので、
常に周囲に気を払う傾向があります。

それに対し、男性は獲物を獲るために
狩りに集中しなければ生きていけなかったので、
ひとつのことに集中しやすい傾向があるのです。

同じ人間でありながらも、
男性と女性で脳の使い方が異なるのは、
長きに渡って培われた本能が
DNAとして受け継がれているからですね。

 

ただ元を正せば人間というのは

一度にひとつのことしか集中できない

のが基本だと覚えておきましょう。

 

実際、男女問わず多くの人たちは、
複数のことを同時進行するよりも
集中してひとつのことをやった方が
効率よくタスクをこなすことができるでしょう。

たとえば集中して
ブログが書けない状態に陥るのは、
集中する対象がどれなのか
はっきりしていないことが原因
です。

インプットが足りていないのに
記事を増やすことばかり意識してしまい、
結局インプットしながら記事を書く。

これでは記事作成も捗りません。

 

一般的な例でいうと
音楽を聴きながらの勉強もそうですね。

この時、バックグラウンドで
当たり障りのない音楽を流すのであれば
何も問題ないでしょう。

しかし、セットした音楽が
興味を誘うようなものである場合、
集中すべき対象が音楽に移ってしまい
タスク処理の優先順位が入れ替わってしまいます。

 

このようにマルチタスクをすることで、
本来目的としていたことが
達成できなくなってしまうのです。

なのでマルチタスクで作業する場合、
集中する対象をはっきりさせておかなければ、
非効率的な作業となってしまうんですね。

ネットを使ったビジネスをする際は、
特にマルチタスクになりやすい環境なので
しっかりとこの部分に注意する必要があるのです。

マルチタスクよりシングルタスク

シングルタスク

 

ネットビジネスで作業をしている時、
途中で集中力が落ちてしまう一番の原因は
集中すべき対象をはっきりさせないまま
マルチタスク作業を行ってしまう
ことです。

 

であるならば、
いっそのことマルチタスクはやめて

『シングルタスク』

で作業することをおすすめします。

 

言葉通り非常にシンプル。

ただ優先順位をつけて、
ひとつひとつ作業を片付けていくだけ!

そして、その作業をやり切るまでは
他のことは一切手につけないのです。

 

たとえば、
一旦ブログ記事を作成すると決めたら
書き上げるまではツイッターやインスタなどの
SNSにはログインしないということですね。

特にネットを使った作業においては、
シングルタスクで集中する手法が
かなり作業効率を高めてくれるでしょう。

 

スタンフォード大学の研究チームが
マルチタスクとシングルタスクの
仕事の効率を比べた結果

シングルタスクの方が早く仕事が片付く

というデータを出しています。

それどころか。

マルチタスクはかえって
生産性を下げるとのことなので、
どうも作業効率が悪いと感じた時は
シングルタスクに切り替えた方が無難です。

 

シングルタスクで仕事を片付けることが
いかに価値が高いかを示す話として、
若き日のフレデリック・テイラー(科学的管理法の父)と
鉄鋼王アンドリュー・カーネギーのエピソードを紹介しましょう。

 

当時、すでに鉄鋼王という
名を馳せていたアンドリュー・カーネギーは、
駆け出しのコンサルタントだったフレデリック・テイラーに

「君が経営について
聞くに値することを言ったら、1万ドルをやろう」

と言ったことがあったそうです。

 

テイラーは答えます。

 

「では、あなたにできる
重要なことを10個書き出して、
それをひとつずつ実行してください」

 

そして後日、テイラーは
1万ドルの小切手を受け取ることとなりました。

 

もしも無意識のうちにマルチタスクを行っていて、
どうも仕事に時間がかかると悩んでいる人は
ぜひシングルタスク作を取り入れてみてください。

やるべきことを一つ一つ着実にこなしていけば、
必ず作業効率が上がっていくはずですよ!

効率よく作業する為の4つの方法

マルチタスクをやめよう

 

ここではネットを使ったビジネスで
作業に集中できない時の対処法をお伝えします。

効率よく作業する為には、
以下の4つの方法がおすすめです。

  1.  マルチタスクをやめる
  2.  すべきことをリストアップ
  3.  目的をはっきりさせておく
  4.  過去や未来を考えない

 

たとえばブログなどのコンテンツ作りなら
この4つのポイントを押さえておけば
必ず作業に集中できるようになるでしょう。

特に副業でビジネスをしていて
あまり作業時間の取れない人は要チェックですよ!

それではひとつずつ詳しく解説していきましょう。

① マルチタスクをやめる

マルチタスクからシングルタスクへ

 

パソコンを使って何かをする時

『色々なことを同時進行できる』

というのは非常に大きなメリットです。

今は無料で利用できる
ネットコンテンツも多いため
ついマルチタスクになりがちです。

ただ、ビジネスを行う際は、
思い切ってシングルタスクで
作業するようにしましょう。

マルチタスクがうまくハマらない時は
一番重要な作業に集中することができず、
時間ばかりが過ぎる上にミスも多くなります。

 

これは、

物理的にやっていることと
頭で考えていることが一致していない

ことが大きな理由です。

つまり、作業しながら
頭で別のことを考えるクセがついてるのです。

集中できない時は、
思考と行動が一致していないので
非生産的な時間を過ごしやすくなります。

まずはそういう状態を生み出さない
環境を作ることが大切だということですね。

 

② すべきことをリストアップ

優先順位をつける

 

作業が進まない時は、
やるべきことが多すぎて
何から手をつけていいのか
わからなくなってる人もいるかもしれません。

そんな時はまず考えるのをやめて、
一旦深呼吸をして心を落ち着けてから
やるべきことをリストアップしていきましょう。

 

自分のやるべきことを書き出していくと
いくつかの重要な項目が浮かんでくるので、
そのひとつひとつに優先順位をつけていきます。

しっかりと自分のすべきことに
優先順位をつけておくと、
余計な思考に振り回されることなく
思考と行動の足並みが揃ってくるでしょう。

 

③ 目的をはっきりさせておく

何が重要か考える

 

ネットビジネスで作業する時は、
目的をはっきりさせておく必要があります。

人はよく重要でないことに
貴重な時間を費やしてしまうことがあるからです。

日常の中では様々な用事が舞い込んできます。

人からの頼まれごとや
定期的な決まりごとなど、
本来の目的と外れたことも
しなければならない時もあります。

もちろん目的外のことだって
人生において必要なこともあるでしょう。

しかしビジネスで成果を上げるのなら、
常に何が一番重要なことかを考え
集中すべきことを選択していかなければなりません。

 

そのためには
先ほど書き出した優先順位表を見て、
重要度の高い順から
ひとつずつ集中して片付けいくのがベスト
です。

終わったら次。それが終わったらまた次…
といったように、
優先順位の高い順からタスクを片付けていくと
効率よく作業を行うことができるでしょう。

先ほどのテイラーと
カーネギーのエピソードそのままですね。

自分の目的を達成するために
優先順位の高いところから
持てる力をすべてかけていきましょう。

そうすれば集中力が途切れることなく、
大きな成果を出すことができるはずですよ!

 

④ 過去や未来を考えない

過去や未来を考えない

 

過去や未来のことが頭の中に詰まっていると
今この瞬間に行動するパワーが半減します。

それどころか
過去の失敗や未来の不安が足かせとなり、
モチベーションが維持できずに
挫折するきっかけとなります。

 

ほんの少し先の予定についても同じです。

たとえば「覚えているうちにやらなくては」とか、
「後でやろう」というアイデアがふと頭に浮かんで、
ついそのことを考えてしまう状態ですね。

こんな些細な事でも
思考と行動が不一致を起こせば
集中力を低下させます。

しかし。

そんな時は良い解決方法があります。

 

それは、

予定やアイデアを紙に書く

ということです。

思い浮かんだアイデアや
しなければならない予定などは、
頭の中で放っておかずに
かならず『紙』に書いておきましょう。

そうするとアイデアを忘れないだけでなく、
漠然とした焦りから解放されるので一石二鳥です。

 

集中できないどう対処する?マーチイラスト
「過去を後悔・将来に不安…」作業に集中できない時の対処法! 今回は作業に集中できない時の 対処法について話をしたいと思います。 集中力って 出る時はヤバいくらい集中してるけど、 出ない...

 

上記の記事にも書きましたが、
僕たちは過去や未来のことを思うことができても
過去や未来で行動することはできません。

つまり、今この瞬間の行動だけが
未来を作り、過去を変えてくれるのです。

そしてしっかりと地に足をつけて
「今、何が重要なのか?」を
常に自分に問いかけていきましょう。

 

マルチタスク

 

ということで、
今回はマルチタスクの弊害や、
作業に集中できない時の
対処法について詳しく解説してみました。

現代人はやるべきことが多く、
大量のTO DOリストを
効率よくこなそうとするがゆえに
マルチタスクの弊害に陥ってしまいます。

 

それでは本末転倒ですよね。

 

異端児として知られている
PayPalの創業者ピーター・シールは、
常に社員たちに
「最優先の役割をひとつだけ選べ」と伝え、
そのことだけを徹底させたことで
高いパフォーマンスを実現したと言います。

ネットを使ったビジネスでも
作業効率を上げるために
シングルタスクは有効な手段となりますよ!

 

  1.  マルチタスクをやめる
  2.  すべきことをリストアップ
  3.  目的をはっきりさせておく
  4.  過去や未来を考えない

 

後は効率よく作業する為に
上の4つの方法を参考にして、
いろいろと工夫してみていただければと思います。