今回はネットビジネスのメンターについての話です。

 

「名選手名監督にあらず」という言葉があります。

これは、名選手が必ずしも指導者としての技術が高いわけではないという意味ですが、ネットビジネスのメンターについても同様のことが言えます。

 

ネットビジネス未経験者の場合、メンターはとりあえず有名人を選びがちです。

しかしネームバリューだけでメンターを選び、うまくいかなかったというケースは後を絶ちません。

 

メンターの見つけ方!メンター選びで失敗しないコツを紹介でも、『メンターの経歴』のところで触れましたが、今回はさらにその内容を掘り下げて解説していきたいと思います。

ネットビジネスにおける『名選手名監督にあらず』

名選手名監督にあらずのイメージ

ネットビジネスでメンターを探そうと考えた時、そのメンターの実績や経歴は必ずチェックするものです。

その実績や経歴が圧倒的だった場合、指導力も圧倒的に素晴らしいかというと必ずしもそうとは限りません。

『名選手名監督にあらず』は、ネットビジネス業界でもよくあることので注意が必要です。

 

プレイヤーとして輝かしい実績を残していたとしても、指導者として輝けるかどうかは別問題です。

 

  • 自分で結果を出すのが得意
  • 他人に結果を出させるのが得意

 

両者は必ずしも一致しているわけではありません。

身近な例だと学校の先生とか会社の上司や先輩とか、色々と思い浮かぶ人もいるかもしれません(笑)

つまり実績や経歴が素晴らしいからといって、安易に指導力まで素晴らしいと考えない方が無難だということですね。

 

実はこの考え方は非常に重要です。

なぜなら、これからあなたがメンターを選ぶ際に失敗を避けられるだけでなく、自分自身が指導者となる時に本質を見誤らなくなるからです。

 

もしあなたが優秀な実績を出して誰かにビジネスを教える立場に立った時、その実績が裏目となり自分本意な指導をしてしまうことがあるかもしれません。それが結果として、多くの生徒を挫折させてしまうことになるでしょう。

当然、指導者として失格です。

本質を見誤ってるメンターは自分の基準に合わせた指導を行います。しかし、人それぞれの能力に合わせ、目標に応じた指導をしなければ人は育っていかないのです。

 

名選手名監督にあらずと言われる人は、自分の基準から抜け出せない人です。

逆に、相手の能力と目標に基準をおける人は、たとえ輝かしい実績がなくても良き指導者となれるでしょう。

自分の結果と他人に出させる結果とでは、使う力が大きく違ってくるということですね。

名選手名監督に教わる時の落とし穴

有名人メンターとその生徒たち

もちろん、名選手でありながら名監督という人もいます。

プレイヤーとしての実績、指導者としての実績ともに素晴らしく、メンターとして有名な人のことですね。

実際、ネットビジネス未経験者は、有名人メンターに指導してもらおうと考えることが多いのではないでしょうか?

 

ただこの場合、業界でも屈指の知名度を得ることになるので、それだけ優秀な人が集まってくるようになります。

優秀な人がカリスマ的な指導者から教えを受ければ、良い相乗効果が働いて素晴らしい結果を残すことになるでしょう。

そしてメンターと生徒はWin-Winの関係となり、有名人メンターは指導者としての実績を重ね、さらに有名になっていくのです。

 

ここで大切なことがひとつあります。

それは、教えを受ける側に競争の原理が働くということです。

メンターのプレイヤーとしての実績・指導者としての実績が申し分なければ、そこに集まってくる生徒も多くなります。

メンター1人に対して50人の生徒が集まってきた場合、生徒一人ひとりに対しての指導状況の把握や管理が大変になりますよね。もし50人の生徒に対して同じだけの労力を割いてしまえば、指導は必然的に流れ作業になってしまうでしょう。

 

ただ興味深いことに、メンターの指導に期待している生徒50人の中には特に必死になって指導についていこうとする生徒が大体10人前後出てくるものです。

これはいわゆるパレートの法則と言われるもので、『8対2』の割合で普通のグループとがんばるグループに分かれる現象です。

結局、メンターはその10人前後のがんばるグループに焦点を当てて、自分のキャパシティの範囲内で最大限の効果を引き出すようになるのです。

 

メンター

 

誤解がないように言っておくと、メンターは残りの40人を切り捨てているわけではありません。

この40人の普通グループは、なんとなく長いものには巻かれておけば安心といったマインドを持っているため、そのグループに入ってしまいます。つまり、みんなと同じようにしていれば何とかなると考えている、ということですね。

 

この思考自体は、人間が生存競争を勝ち抜くために必要だった防衛本能によるものなので、ある意味自然な反応であり行動だと言えるでしょう。

しかし、人よりもお金を稼ぎたい、成功して時間的自由・精神的自由を手に入れたいというのであれば、これまでとは違う思考・行動・習慣に変えていかなければならないのです。

 

名実ともに素晴らしいメンターから指導を受ける時は、最低限そのマインドを切り替えておかなければお金をドブに捨てることになるでしょう。

お金にある程度余裕があって、ネームバリューのある人との人脈だけで満足できる人は別ですが、本当に結果を出したいのであれば注意すべきポイントです。

 

指導力のあるメンター

 

名選手であり名監督でもあるメンターのところには沢山の人が集まります。

生徒の数が多ければ多いほど、必然的に指導する時間やパワーが分散されるので、メンターが本気で引き上げるのは本当にやる気のある人だけです。

ただそれは、メンターのノウハウや指導力を活かすために、本人のやる気や努力が大前提であり不可欠だからです。

 

マインドについては、私のサイトのマインドセットのコンテンツを読んでいただければ、誰の下で指導を受けても成果を上げることができます。(甘いことは一切書いてないので・笑)

メンターは基本的に来る者は拒まずですが、ネームバリューのある人から指導を受けたいと考えている人は、このことをしっかりと頭に入れておきましょう。

最高のメンターを選ぶ最重要ポイント

2つのタイプのメンター

最後に、最高のメンターを選ぶ時に一番大切なポイントについてみていきましょう。

まずメンターは大きく分けて2つのタイプがあります。

 

 天才型メンター

 努力型メンター

 

基本的にメンターは相性で選ぶのが良いと思っていますが、その時に基準となるのがこの2つのタイプです。

どちらも言葉通りですが、天才型メンターは才能があってメキメキ稼いできたタイプであり、努力型メンターは遠回りして遠回りしてやっと稼げるようになったタイプであると言えます。

もしあなたにビジネスセンスがあるのであれば『天才型メンター』との相性が良いかもしれませんし、自分にはそういうセンスもスキルもないというのであれば『努力型メンター』との相性が良いと考えられるでしょう。

 

普通の人がネットビジネスを実践していると、その過程で、不安、恐怖、嫉妬など様々な感情に襲われることがあります。長い道のりなので、当然、失敗や挫折といった多くの困難を乗り越えていかなくてはなりません。

成功者が少ないのは、こういった試練を乗り越えることが大変であることの証とも言えるでしょう。

しかし天才型メンターの場合、類まれなるセンスを持っているので困難の過程をふっ飛ばしてゴール(成功)までたどり着いてしまいます。

 

人生2周目ですか?

 

天才型というのは、思わずそう聞きたくなるくらいの人です。

ただ彼らからすると、失敗する人がなぜ失敗するのか理解できません。非常に感覚的に成功を勝ち取ってきたので、教わる側からすると指導内容が抽象的すぎてわからないいったことが起きてしまうのです。

 

一方、努力型メンターは成功するまでに紆余曲折を経てきた人です。

初心者の人が抱く不安な気持ちや失敗を一通り経験しているので、共感と理解があります。自分自身が困難を乗り越える時に時間をかけてきたので、非常に論理的にアドバイスすることができるのです。

 

努力型メンターのイメージ

 

そして、教わる上で失敗が少ないのは努力型メンターです。

逆説的な言い方になりますが、天才型はどちらのタイプを選んでも成功するけれど、普通の人や未経験者が天才型メンターの下で指導を受けると挫折する可能性があるからです。

 

実際、ネットビジネスは遠回りして成功することについては、デメリットだけがあるわけではありません。

なぜなら、遠回りして経験値を増やしていけば、いつか必ずその経験が誰かの救いとなるからです。

 

ネットビジネスを実践していて、あなただけが特別理不尽な困難に遭うなんてことはほぼないと言っていいでしょう。必ず誰かが同じようなことで困っているのです。

努力型メンターとは、過去に時間をかけて乗り越えた困難を人の役に立つことに活かせる人のことです。

もしあなたも努力型なら、同じように最高のメンターになることができるでしょう。

まとめ

努力型メンター

今回は『名選手名監督にあらず』ということで、プレイヤーと指導者を混同しないように解説していきました。

ネットビジネスで成功するためにはメンターの存在が欠かせませんが、お互いの相性を無視して実績や有名人というだけで選んでもダメだということですね。

 

そしてメンターを選ぶ際は、努力型メンターを選ぶことが重要です。

成功するまでに、失敗もすればモチベーションが上がらないといったことも経験します。

そんな時でも、同じように失敗を経験してきたメンターがどのように思考を変え、行動を変え、習慣を変えてきたのかを学べば、スムーズに成功の道を歩いていくことができるでしょう。