今回は『天職』の話です。

 

自分の天職を見つけることができれば、きっと最高の人生を送ることができるでしょう。

今はインターネットを使って個人がビジネスできる環境が整っているので、私がそうであるようにネットビジネスが天職となっている人も少なくありません。

 

しかしサラリーマン時代を思い返せば、その業種が天職だといってた人はせいぜい1人か2人くらいだったように思います。

独立してからわかったのですが、サラリーマンで天職までたどり着かない人が多いのは、『天職はどこかにある』と勘違いしていることが根本的な理由なのです。

 

ということで、これから『私たちが天職を見つけられない理由&正しい天職の見つけ方』について、わかりやすく解説していきたいと思います。

天職に就くメリット

天職を探している人

人生において仕事が占める割合は非常に大きいものです。

つまり、天職に就けるとそれだけで人生の満足度が大きく変わる、ということですね。

ただ、世間を見渡しても、天職に就いている人はそれほど多くありません。

しかし後数十年、好きな仕事をして生きるか、それほど好きでもない仕事をして生きるかを考えると、私たちはもっと真剣に天職を見つけるために時間を割くべきではないでしょうか?

 

もし自分の天職に出逢うことができれば、生きてるほとんどの時間が幸せな時間に変わるでしょう。

人生が長いと感じるか短いと感じるかは人によって違うものですが、もしあなたが自分の人生を長いと感じているのであれば、自分の天職を探してみることをおすすめします。

天職に出逢うと時間感覚の変化を体感でき、充実した日々を送ることができるからです。

 

実際、天職を見つけた人の人生はどのようなものなのでしょうか?

人は天職に就くと、その仕事を通じて多くの人と関わっていくことになります。それはその人の仕事が多くの人にサービスを与えたり、助けになったりするからです。

その場合、たとえその人が人付き合いが好きじゃない性格だったとしても、周りの人が放っておかなくなるでしょう。

 

とにかく仕事が好きだから人の倍働くことができるようになります

身体は疲労していても苦ではないので、なぜかがんばってしまうのです。

たとえば週刊少年ジャンプで連載中の『ONE PIECE』の作者・尾田栄一郎さんは、毎日21時間働いているそうです。

ちなみに休みもないそうです。

これが企業勤めなら完全ブラックですが、尾田栄一郎先生は好きなことを仕事にしているから、この驚異的な仕事量をやり抜くことができるとのこと。

 

天職に就いた有名人・尾田栄一郎先生

 

例えが超売れっ子漫画家なので内容はかなりハードになってしまいましたが(笑)、それが徐々に周囲から認められ出すと、心が満たされた気持ちになって益々やる気が湧いてくるということですね。

周囲は「いつもがんばって凄いね」と感心したりするのですが、本人は意外と平気だったりします。

つまり、仕事の時間が充実してくると、人生が充実してくるのです。

天職に就くというのは、人生においても非常にメリットがあるということですね。

私たちが天職を見つけられない理由

天職を見つけられない人

冒頭でも少し触れましたが、天職に就いている人はそれほど多くありません。

その理由は一体なんなのでしょうか?

 

人生は一度しかありません。

これは誰もが理解していることです。

しかし、多くの人は自分の天職を探すための挑戦を諦めているのです。

『エッセンシャル思考』(グレッグ・マキューン著)という本で、マネジメントの第一人者であるピーター・ドラッカーがその理由を探るヒントを与えてくれたので紹介しましょう。

「数百年後の人々がわれわれの時代を振り返るとき、歴史家の目にとまるのは技術やインターネットよりも、人々の状態が大きく変わってしまった事実だろう。

歴史上初めて、大多数の人々が選択肢を持つことになったのである。

ただし社会はいまだ、そのような事態に対応できていない」

引用元:『エッセンシャル思考』

 

いまはインターネットが人生に沢山の選択肢を与えてくれるようになりました。

その環境はとても素晴らしいことですが、実際の私たちは目の前に並べられた選択肢の前で何も選べずに立ち止まってしまっているのが現状です。

豊富な選択肢が私たちの頭を混乱させ、結果的に思考停止状態に追いやられてしまっているからです。

 

しかしこの環境を活かせず、自分が進むべき人生を先送りにするのは本当に勿体無いことです。

自分で優先順位を決めなければ、他人から仕事を押し付けられる人生を送ることになります。

 

サラリーマンやフリーターの中には、好きな仕事ではないけれど生活のために仕方がないからやっているという人は少なくありません。

嫌な仕事を続けていると、ブルーマンデー症候群になったり、ひどい場合は自律神経が狂ってしまうなどの病気を引き起こすこともあります。

これは先ほどの天職を見つけた時の人生とは、まるっきり正反対の人生です。

 

現代に生きる私たちには、豊富な選択肢の中から自由に職業を選べる権利があります。

もちろん、有資格が条件である職業は段階を踏む必要がありますが、天職を探し続ければ必ず自分に合った仕事を見つけ出すことができるでしょう。

天職と才能は同じ?

天職に呼ばれるイメージ

天職を見つけると言っても、天職はすぐに見つかるものではありません。

当然ですが、医者、裁判官、政府官僚など『地位』や『権威』を求めることではありませんし、いくら自分が天職だと思ったとしても天職じゃない場合もあるからです。

 

これは才能にも通じることですが、井戸と同じである程度掘ってみないとわからないものです。

たとえば、誰が見ても絵を描くのが上手いとか全く音程を外さずに歌を歌えるとか、明らかに才能が突出している人は金の鉱脈が地表に飛び出しているようなもの。非常に珍しいケースであり、大体の人の才能は地下の奥深くに眠っているものだからです。

 

多くの人が天職について誤解しているのは、天職がどこかで自分を待っていると考えていることです。

白馬の王子様が突然目の前に現れることがないように、天職もドラマチックに見つかるものではありません。

では実際に、天職がどのようにして見つけられるのかというと、『自分が決めた仕事を全力で取り組んでいると、仕事の方から呼ばれるようになる』というのが正解です。

 

つまり、今の仕事を一生懸命にやる、ということですね。

その天職のタネになる仕事の見つけ方については後ほど紹介しますが、とにかく目の前の仕事を一生懸命やることが大切なのです。

そうするとだんだん自分の出来ることが増えてきます。

一生懸命仕事に打ち込み、自分の出来ることが増えてくると、次は色々なアイデアが湧いてくるようになります。そして、それをひたすら実行に移していると、いつか天職と呼ばれる仕事に呼ばれるようになってくるのです。

 

出来ることが増えるということは、それだけ沢山の情報が頭の中に入ってきているということ。

そして自分の可能性が拡がっていくことで、そのひとつひとつの情報がリンクするようになる、ということですね。

つまり、点と点が線で結ばれる状態です。

 

天職に繋がるまでのイメージ

 

この『アイデアが湧いてくる』というインスピレーションはすべての成功者が体験することですが、その直感を信じて突き進んで行くには勢いが必要です。そして、その勢いというのが『一生懸命に働く』ということなのです。

いくらアイデアが湧いてこようと、勢いがなければそれを活かすことはできません。

 

一番よくないのは、天職が見つからないから何もしないという人。

それは才能がないから何もしないのと同じで、その思考では天職に出逢うのは難しいということですね。

天職のタネを見つける方法

天職のタネを見つけた時のイメージ

天職を見つける方法はただ一つ、一生懸命仕事をすることだと述べました。

ただ一生懸命に仕事に打ち込むといっても、天職のタネとなる仕事(あるいは自分でそう思える仕事)でなければ思うようにいかないものです。

 

そして重要なのが『打ち込んだことが必ずしも天職になるわけではない』ということ。

 

たとえばあなたがサッカーが上手だった場合、プロのサッカー選手を天職にしようとがんばっていても、その願いが叶わないこともあります。しかし、プロで通用するサッカー選手になる努力を続けていれば、専門的なコーチやスポーツトレーナーやフットサルチームの監督など、そこから派生して色々な道が開かれてくるようになるのです。

当初に描いていた天職ではなくても、自分のやれることを一生懸命続けていればいつか天職と呼べる仕事に就くことができるようになってきます。

 

そのためにはまず、天職のタネとなる仕事を見つけなければなりません。

そこで大きなポイントとなるのが『好きで得意なこと』です。

 

  • 自分が大好きなことは何か?
  • 自分が一番得意なことは何か?

 

天職の見つけ方としては、まず『好きで得意なこと』がベースとなり、それを世の中のニーズに貢献できるところまで昇華させていくということですね。

つまり、『そのベースとなることを通して自分が成長していきたいと思うもの』ということです。

 

なぜ『好きで得意なこと』を仕事にする必要があるかというと、好きで得意なことなら人の倍働けるからです。

よくある勘違いですが、好きで得意なことだから楽できるというのではなく、人の倍働くくらいの勢いがないと天職に呼ばれることがないから、好きで得意なことを仕事にすべきなのです。

 

そして、そのベースとなるもの(天職のタネ)は、直感で「これだ!」と感じることが多いようです。

自分の中に眠っている才能があるものに触れた時、根拠はなくとも、『第六感』という形で脳に信号を送ることがあります。

頭の中で打算的に導く答えよりも、これから広がっていく可能性については直感の方が当てになることも多いので、是非自分の勘を信じて行動してみてください。

 

天職を見つける時は直感を活かす

 

さらに、周りの親しい人たち(家族・友達など)に反対されてもやりたいことや、つい隠れてでもやってしまうことことがあれば、そちらを信じてみた方がうまくいく可能性が高いでしょう。

 

ただ、直感やどうしてもやりたいことが見つかった時でも、かならずそれをお金に換えていく覚悟だけはしっかりと持つようにしましょう。

なぜなら、どんなに好きで得意なことでもお金に換えられなければ、天職として成り立たないからです。

それどころか、お金にならないことをいつまでも続けていると、そのために経済援助してくれている誰かが不幸になってしまうので注意しましょう、ということですね。

まとめ

天職とはどういうことか

天職は、その仕事を通じて第三者にサービスを与えたり、誰かの助けになったりするものです。

しかし、最初は天職のタネとなる『好きで得意なこと』も、あまりお金にならないことが多いでしょう。

多くの人は「それでは生活が成り立たない」として、お金になる仕事を選択します。

ただ、いくらお金を追い求めたところで、好きな仕事でなければ意外とお金というものは増えていかないものです。

 

重要なのは、人の倍働いても良いというものを見つけ、どんどんそこに情熱を費やしていくこと

最初は安い収入だったとしても、人の倍働くような人は周りが放っておきません。必ず、自分の好きな仕事で生活していけるようになっていくのです。

そうすると、最終的にあなたが仕事に呼ばれるようになるでしょう。

そして、それが天職となるのです。

 

天職は才能と同じで、探せばいきなり輝き出して人生を変えてくれるものではありません。

ただ、その仕事が人の役に立つと信じて世の中のニーズに貢献できるようになれば、点と点が結ばれて素晴らしいめぐり合わせへとつながっていくでしょう。

 

天職に就くことは人生における重要なテーマです。

ぜひ時間をかけてでも天職を見つけにいくことをおすすめします。