運をコントロールするイメージ

今回は、運をコントロールする話です。

 

人生や仕事の運は自分でコントロールすることができます。

決して偶然や神のいたずらではなく、運勢を上げるにもちゃんとしたスキルがあるのです。

 

どの分野においても、これからあなたが成功しようと思っているなら、自分自身に運気を呼び込む考え方を身につけておく価値は十分にあります。

これから、運は存在するのかについての基礎知識と運をコントロールするための考え方など、できるだけわかりやすく解説していこうと思います。

運は存在するのか?【基礎理解】

幸運のイメージ

運というものを考えた時に、人間は大きく二通りに分かれます。

ひとつは「運は偶然の産物だ」という人。

もうひとつは「運は変えられるんだ」という人。

 

もちろん、あなたがどちらを信じていたとしても構いません。

ただ今回は『運はコントロールできるもの』として話を進めていきます。

そして、これから運勢を上げる方法も話するのですが、その前に運というものが何かを知っておくとより理解が深まるので、まずはその基礎的な説明からしていきましょう。

 

運とは未知の領域にあるものです。

つまり目に見えないものですね。

そして世の中は、『運が良いと言われる人』と『運が悪いと言われる人』に分けられます。

これが偶然によるものなのか、意図的に掴めるものなのか、ここが今回の話のポイントなのですが、まずは結論から言いましょう。

 

両者の違いはただ一つ。

『運が強いと自覚しているかどうか』

 

これは潜在意識レベルで自分は運が強い人間だと自覚しているかということ。

そして、自分は運が強いと思う人に共通するのが『自信』です。

自信はパワーです。

表向き自信がありそうに見えるかどうかではなく、その人自身が潜在的に自分に自信を持っていれば、自然と運が強くなっていくのです。

 

潜在意識という目に見えない未知の領域は、あらゆる全てのものとリンクしています。

といっても決して難しい話ではなく、音楽と同じように楽器や声帯が出す振動が心地よかったり不快だったりする世界と同じです。

 

 

この動画のような超有名クラシック曲は、今もなお私たちの心を打つ音楽として知られていますよね。

たとえばこの音楽を聴いて、「楽器が奏でる音色たちが素晴らしい音楽となり、私の心を感動させてくれた」という感想を言ったとしましょう。

これはごく普通の表現です。

しかしそのメカニズムを細かく分析すると以下のようになります。

 

『それぞれの楽器が発信する振動が揃うことによって美しいハーモニーを生み出し、空気を伝わる波動となって鼓膜を震わせた。鼓膜が受けた情報が脳に送られて『快』というスイッチに切り替わり、私は心地よい気分に包まれた』

 

なんとなく難解ですし、こんなことを考える人はまずいません。

私たちの共通意識として、音楽自体がすでに当たり前のこととして存在しています。しかし音楽もまた、目に見えない波動が作り出す世界ありきなのです。

私たちが情報を受け取る時、約7割以上を視覚からの情報に頼っているので、つい目に見えないものを否定してしまいがちです。しかし、私たちが呼吸するときの空気やリモコンの赤外線など、目や五感で認識できなくても存在しているものは沢山あるのです。

 

もちろん、運も同じです。

運は無意識下の想念によって引き寄せられるものです。

 

無意識レベルでポジティブなものを抱いている人間は『幸運』を引き寄せることになります。

無意識レベルでネガティブなものを抱いている人間は『不運』を引き寄せることになります。

そしてその『幸運』や『不運』が現実社会で形を成して、運が良い出来事や運が悪い出来事となってあなたの前に現れるのです。

運をコントロール【応用理解】

幸運の四つ葉のクローバー

運は目に見えないものですが、想念によって運は引き寄せられ、現実社会で形となって現れます。

成功というものを考えた時、運が悪いとその道は非常に険しいイバラの道となりますが、運が良いとトントン拍子に事が運ぶのです。

非常に不公平な話に聞こえるかもしれません。ただ運はコントロールできるので、要はこのことを知っているかどうかの問題です。当然、この話を一生懸命読んでくれているあなたが運の良い人であることは間違いありません。

 

世の中にはいい加減そうなのに成功する人が沢山いる反面、高い能力を持っているのに成功しない人も沢山います。

ここで知っておいて欲しいことは、『真面目かどうかは成功と関係ない』ということ。

真面目さや実力よりも運の方が成功の影響力が強いのです。

むしろ運を味方につけなければ成功できないのです。

 

ではなぜ、真面目だったり高い能力を持っていたりするのに成功できない人がいるのかというと、彼らのほとんどは潜在的に「自分は運が悪い」と思っているから。あるいは「自分に自信がない」と思っているからです。

 

運が悪いと成功できない!?

 

はい。

絶対に成功できません。

これからその理由を説明します。

そしてここからが大事な話です。

しかしその前に、あなたの幸運度をチェックしてみてください。

 

今までの人生は運が良かったと思う

今、自分は運が良い人間だと思える

自分の周りに運の良い人がいる

職場の人間関係に恵まれていると思う

運の良い人たちと付き合っている

 

このチェックすべてにイエスと回答したのであれば、否が応でも成功するので安心してください。たとえ「成功なんてしたくないよ!」と思っていても周りが放っておかないでしょう。

実はこの幸運度チェックは、すべてにチェックがつかなければ成功はできません。

 

ここからが本題です。

ここでひとつでもチェックがつかなかった人は、ひょっとしたら自分の人生か他の人・環境に対して不満があったかもしれません。

つまりそのことに対して、「運が悪い・ツイてなかった」と感じているのです。

逆に、この5つすべてにイエスと回答した人は、「運が良い・ツイている」と感じていると言えるでしょう

 

誰の人生にも嫌な人が現れるし嫌なことが起こります。

その時に運が悪いと思う人は、与えられた環境を一元的にしか捉えていません。しかし、どんな人・出来事も表裏一体であり、私たちはそのことを色々な面で捉えることができる力を持っているです。

視点を変える

つまり、人それぞれが感じる運の良さや悪さは、これまでの自分を取り巻いてきた環境や出来事に対し、どのように捉えてきたかの結果です。

そして運の良い人が成功するのは、苦境や逆境が訪れた時に「この経験が自分を成長させる」「この苦労があるから成功できるんだ」と捉え、自分の自信につなげるというプロセスを経てきたからだと言えるでしょう。

 

昔の運の悪かった時の私なら、この話を知っても次のように考えます。

「苦労や逆境を乗り越えたら成功するなんて話は耳にタコができるほど聞いたよ。こんな下らない記事は読むんじゃなかった…」

 

待ってください。

まだ記事を閉じないでください(笑)

 

肝心なところはここからです。

何か嫌なことが起こった時、多くの人は「なんて運が悪いんだ」と考えますよね。

でも実は、その悪い運を呼び寄せてるのは他でもないその人自身なのです。

 

たとえば、あなたがビジネスをやっていて、一番大きな取引先との契約が突然打ち切られたとします。

当然、「運が悪い」と思います。

ただそれ以外のことは、別に運が悪いわけではないのです。

 

会社が倒産したわけではありません。

病気になったわけではありません。

財布を落としたわけではありません。

事故に遭ったわけではありません。

家族を失ったわけではありません。

命を落としたわけではありません。

 

ビジネスで取引きがダメになっても、他のことは何も問題が起きていないのです。

ところで、普段からそのことに感謝していますかと言うと、おそらくそんなことはないと思います。むしろそれが当たり前の状態だと考えて、今まで生きてきたのではないでしょうか?

 

当たり前の状態というのは、それが当たり前の状態でなくなった時に、不足や不満をもたらします。なぜなら、それが当然の権利であるとさえ思っているからです。

しかし、あらゆるすべてが変化し続ける現実世界において、当たり前ということはありません。

その変化のひとつひとつに対し、自分自身が『運が悪い』と捉えるか『運が良い』と捉えるか。

そこに人生を大きく変えるカギがあるのです。

運をコントロール【実践理解】

運のコントロールを身につけた人

成功は自分ひとりの力で成し遂げるものではありません。

すでに成功した人の人生を詳しく見てみると、必ず周りのサポートがあったことがわかります。そして、彼らがなぜ周りからサポートを受けることができたのか、というところに目を向けて欲しいのです。

 

成功者の多くは「ひとのために」という大志を抱いていたり、謙虚な姿勢で目標に向かっていたりします。

そこに共通しているのは『感謝』という概念です。

誰かのために大志を抱くことも、目標に向かって謙虚になることも、自分を取り巻く環境に感謝しているからに他なりません。

 

そう言うと、「恵まれていたから感謝できて、それで成功したんじゃないの?」と考える人がいます。

しかし結論から言うと、感謝が先にこなければこの法則は成り立ちません。

変化が常にその人にとって良い環境を与えるとは限らないからです。

 

運をコントロールするポイントはここにあります。

何か嫌なこと・好ましくないことが起きた時でも、決して運が悪いと考えないことです。

何か嫌なことが起きた時に感情に従って「運が悪い」と言ってしまうと、潜在意識に「自分は運が悪い」と刻み込まれてしまうのです。すると、あなたのところへどんどん悪いことが呼び寄せられてきてしまいます。

 

そんな時は感情に従わず「でも、自分はツイている」と言ってください。

心でそう思えなくても、言葉に出せば良いだけです。

 

ただ先ほども言ったように、そのこと以外は何も悪いことが起きていませんし、あなたを取り囲むことの多くは、あなたを何も困らせてはいないのです。

普段から環境に感謝の念を抱いていないと、想定外の出来事に対して「運が悪い」と一元的にしか捉えられなくなります。

少し厳しいことを言うと、謙虚さがないから環境に翻弄されてしまうのです。

そんな人が成功なんてできるでしょうか?

 

先程も言ったように、物事は表裏一体です。

『人間万事塞翁が馬』ということわざがそのことをよく表わしているので、少し紹介しましょう。

昔の中国のある村の老人が大変可愛がっていた馬がいました。

しかしある時、飼っていたその馬が逃げ出し、老人はそのことをいたく嘆き悲しみました。

ところが数日経ったある日、その馬が何頭かの馬を連れて帰って来たのです。

老人はその姿をみて大変喜びました。

 

しかしまた別のある日、老人の息子がその馬に乗っている時に落馬し、足の骨を折ってしまったのです。

周りの人は「その馬がいたから息子が骨折したんだ」と非難しました。

 

それからまもなくして戦争が起き、村の人たちは徴兵されることになったのです。

ただ老人の息子だけは足を骨折していたために徴兵されず、老人は大切な息子を失わずに済みました。

 

つまり、目の前の出来事が本当に幸運か不運か、その時にはわからない。不運だと思っていたことが幸福を連れてくるかもしれないし、幸運だと思っていたことが不幸を連れてくるかもしれない、という話ですね。

 

人間万事塞翁が馬

 

運をコントロールするスペシャリストとして、「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助さんの例を紹介しましょう。

松下幸之助さんは、父親が米相場で失敗したことで、小学校を中退し、見習いとして奉公に出されました。兄弟を結核で次々と亡くし、松下さん自身も「肺せんカタル」を患い、決して健康とは言えない状態でした。

お金も、家族も、健康も、学問もありません。

しかし、松下さんは一度たりとも絶望することはなかったのです。

それどころか、どんなに追い込まれても「ワシは運が強い。ワシは運が強い。ワシほど運が強い人間はいない」と何百万回も言い続けていたのです。

 

夢や目標に向かって生きようと思えば、何十回、何百回と逆境の縁に立たされる経験をするでしょう。

多くの人はそこで逆境を乗り越えられなければ終わりだと思い、それを乗り越えるかどうかが大事だと考えます。しかしそれは間違いなのです。

本当に大切なのは、その時、自分がどう思考するか

それこそが運をコントロールするすべてなのです。

 

松下幸之助さんは次のように話しています。

「自分は学がなかったから、人に尋ねることができた」

「身体が弱かったから、仕事を人に任せようと思った。その結果、人が育ち、会社が育った」

思わず「運が悪い」と言ってしまいそうな状況ですが、松下さんは逆境を理由に前進することを止めなかったのです。

 

運をコントロールして味方につける最善の方法は、自分を取り巻く環境に感謝し、謙虚な気持ちで生きていくことです。

成功は、ビジネスで一時的にお金を稼いだり、地位や権力で人を従わせたりすることではありません。

それでは決して幸せになることはできないからです。

 

成功は人から何かを分捕るのではなく、与えることが本質です。

そのことさえ忘れなければ、どんなことが起きてもそう簡単に「運が悪い」と口をついて出ることはなくなるはずです。

 

松下さんはこのことについて「逆境もよし順境もよし。要はその与えられた境遇を素直に生き抜くことである」という言葉を残しています。

つまり、どんな環境下においても自分が運が強いと思えば運は強いままなのです。

 

「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助

 

運に対する正しい考え方さえ身につけておけば、後は潜在意識が幸運を呼び寄せてきてくれるでしょう。

運をコントロールするためのテクニックは沢山あります。しかし、まずは運は存在するのかどうか曖昧にしたままでは行動がブレてしまいます。行動がブレてしまっては、当然、運をコントロールすることはできません。

 

成功は真面目さより実力よりも『運』で決まります。

運は本当に大切なので、ぜひ今回の話を何度も読んで腑に落としていただければと思います。

長くなりましたが、最後まで読んでくださって感謝します。